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『初アフリカでひとりぼっち??』現地商人を相手に輸入ビジネスを行う@モザンビーク

ゆーーーと@モザンビーク
  • 2016/07/02 12:23
  • インターン後

慶應義塾大学の鎌田です。

今回私は、アフリカでソーシャルビジネスを行う日系ベンチャー企業のインターンシップに参加し、

モザンビークで現地商人を相手の輸入ビジネスを行ってきました。

帰国してから時間が経ってしまったのですが、インターンシップの振り返りを投稿したいと思います!

 

◆「現地に存在する問題と、問題解決の為に必要となる考え方や知識」を学びたい!

自分がインターンシップに参加した目的は大きく2つあります。

①開発途上国ビジネスの現場を、肌で感じながら学ぶこと

②今までの常識が全く通用しない様な未開の地でビジネスを経験し、短期間で大きく成長すること

「現地に存在する問題と、問題解決の為に必要となる考え方や知識」を学びたい!

そんな想いのもと、インターンシップに取り組みました。

 

◆顧客と信頼関係を築くことに成功し、新規案件を獲得

インターンシップでは、まず日本産中古品の販売営業を行いました。

現地の事を一切知らない状態から、現地商人と直接コミュニケーションを取って関係性を築き、

資金回収・折衝等を行いました。現地商人と会社の間を取り持ち、関係性の改善に尽力。

最終的には各顧客と厚い信頼関係を築く事に成功し、新規輸入案件も獲得しました。

また、インターン先企業の営業方法に違和感を持ち、現地で収集した情報を基に新規営業戦略を提案しました。

獲得した新規輸入案件が実施される際に反映される予定です。

 

無電化地域を対象にした新規ビジネスの為の現地調査も行いました。

具体的には、無電化地域を訪問し、住民やキオスクオーナーなどにヒアリングを行い、

結果を基にレポートを作成しました。

更に、新規輸入案件に向けて、実際に掛かるコストを聞きに現地の貿易会社を訪問しました。

信頼関係を築く

 

◆現地の情報や顧客の情報を知り、新規輸入案件の獲得に成功

まず、掲げた二つの “大きな目標” に関しては、今回は達成出来たと考えています。

私は1ヶ月間1人でモザンビークに滞在し、営業を行いました。

活動拠点には現地社員など、アドバイスをくれる人は誰1人としていませんでした。

その様な環境下だったという事もあり、何から何まで一人で考え行動し、

地道なトライアンドエラーを繰り返すしかありませんでした。

その結果、本来だったら知り得なかった、現地の情報や顧客の秘密などまで知る事が出来、

帰国時には新規輸入案件を獲得する事も出来ました。

また、1ヶ月の間に結果を出す為に「ゴールから逆算し、計画的に物事を進める」という意識が

自身の中で芽生え、短期間で大きく成長出来たと思います。

 

◆「帰国してしまっても、君と直接ビジネスを続けたい」

インターンシップで最も嬉しかったことは、初めは何度訪問しても嫌な顔をされていた顧客から、

徐々に認められる様になり、熱い信頼関係を築けたこと。

帰国時に「帰国してしまっても、君と直接ビジネスを続けたい」という言葉をもらえた時には、

感動して涙が出そうでした。

逆に辛かったことは、ポルトガル語が話せない為、

ふとした時に現地人とコミュニケーションが取れなかったこと。

「言語の大切さ」を改めて痛感しました。

ビジネス

 

また、一緒に仕事をしていた現地通訳の若者と自分とで、

生きて来た環境に圧倒的な差があったことも辛かったことの1つです。

常に経済的格差と向き合わなければいけませんでした。

「オレの将来の夢は大学に行って勉強する事だ。でもお金なくて大学に行けないんだ。」

という事を初日に聞いて、相当ショックを受けました。

『この様な若者がいなくなる為にも、国の成長に寄与したい。』と思いました。

 

◆インターンシップでの学び

インターンシップでは以下のようなことに気をつけました。

・些細な事でも疑問が浮かんだら確かめる/聞いてみる

 → 分からない事は理解するまで徹底的に聞く。

・必ず相手の目を見て話を聞く=相手の言っている事が理解しにくい、

 聞き取りづらい時こそ目を見て話をきく。

 →ビジネスの話も大事だが、まず一人の人間として信頼関係を築き上げる。

-何事に対しても常に自分の中で「どういう事なのだろう?」と問いをたてる。

 →そこから考えた自身の意見を他人と共有、議論してみる。=色んな人と意見交換してみる。

・思い立ったらすぐに行動してみる= 営業方法に違和感を感じ、新規営業戦略を提案。

 また、得たことは以下のようなことだと考えています。

・目標に向かって逆算し、考えたらすぐに行動に移す。

・学んだ情報や事実をそのまま飲み込むのではなく、常に自身の中で「問いを立てる癖」を身に付けた。

・意地やプライドを捨て、解決するまで徹底的に問題と向き合う

 

最後に、価値観の変化もありました。

・自分が現在いる環境(先進国)がどれだけ恵まれているのかを再認識した。

・途上国を成長させる為には何が必要なのか?という観点で色々と考えさせられる様になった。

 =教育から?地域の発展から?国全体の経済から?

・仕事/就職活動に関する考えの変化

 → もし途上国に携わるとして、自分はどのステップで携わりたいのか?

  どの様な形で携わりたいのか?どの分野に携わりたいのか?

 

◆将来は途上国の成長に寄与する仕事に付きたい

これからは、途上国の成長に寄与する仕事に付くことを目標にしています。

自分が将来どうやって途上国の成長に携わって行きたいのかを考えていきたいです。

途上国の何が問題なのか、どう関わりたいのか、どのようなステップで関わりたいのかを深めていきます。

そのために、途上国の成長に貢献している様々な仕事・企業を研究したり、

自分の価値観を研究し、どの様な形で途上国の成長に携わりたいのかを考えたりしていきます。

途上国に係る 

 

◆「自分で考え抜き、すぐに行動」することが大切!

今回私は周囲に誰も頼れる人がいなかった為、

全ての事に対してゼロから自分一人で考え、行動しなければなりませんでした。

大変な部分もありましたが、常に「自分で考え抜き、すぐに行動する」という事が癖になったおかげで、

短期間で大きく成長出来たと自負しています。

 

これから海外インターンシップに挑戦される方はぜひ、

滞在期間中「自分で考え抜き、すぐに行動する」という事を意識して頂ければと思います。

同じ期間いるのでも、その様な意識を常に持ちながら活動するかどうかで、

成長スピードもかなり違ってくると思います!

成長

ゆーーーと@モザンビーク

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