TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:【海外インターン体験談】インドインターン体験談 | 自分の可能性を信じられる人に
インドで日本人向けフリーペーパー発行のインターンをしていた松田藍です。
合計11冊のフリーペーパーを制作し、広告営業にも挑戦しました。
私がインターンで体験したこと、今感じていることを綴らせていただきます。
■大学生活あと半年。本当にこれでいいのか?
私は4年の後期からインターンに参加しました。
大学生活もあと半年という現実に直面したとき、本当にこれでいいのか?と思いました。
もともと海外へ留学したいという外に出たい思いはあったのですが、それを実現せず
憧れの思いをずるずると引きずったまま何となく就職活動をしたとき、
このままだと10年後絶対後悔するぞ!と気づき、とにかく外に出るんだ!と動きだしました。
動機としてはたくさんあります。
まず1つ目は、家族関係がうまくいっていないと感じていたこと。
両親が読んだらショックをうけてしまいそうですが、当時は家庭が苦痛でしょうがなかったです。
そしてそれを環境のせいにしている自分がすごく嫌で、家族に違った風を吹き込みたいと思うようになりました。
2つ目は、自分の可能性は無限大だと言えるようになりたいと思ったこと。
何かしようと思ったときに自分には無理かもとすぐ思ってしまうこと、またできそうなことをできる範囲でしかやってこなかったので、自分に可能性を感じていませんでした。
3つ目は、沖縄にコンプレックスを抱いていたこと。
わたしは沖縄生まれ、沖縄育ちです。沖縄のことしか知らない井の中の蛙状態が嫌で、それも沖縄のせいにしている自分が嫌でした。
なので、思い切って外にでよう。
出るのであれば今の自分にできなさそうなことに取り組もうということで
インドのフリーペーパーシバンスのインターンに応募しました。
■11冊のフリーペーパーの制作を担当。営業でクライアントと接する喜びも感じる。
このインターンシップ先では、11ヶ月お世話になりました。
フリーペーパーを作成するために、毎日インド企業へ営業し、その後制作を行いました。
わたしは主に制作担当(いわばデザイナー)を担わせていただきました。
ジョインした頃は、バンガロール、チェンナイ、デリーの3拠点で発行しており、
参加した当初は、わたしの他にもう一人デザイナー(ひめ)がいたので、その子にアドバイスをもらい指導をしてもらいながら制作を行っていました。
その後はムンバイでも発行が始まって地域は4拠点へと広がり、先輩のデザイナーが帰国した後は
1人で各拠点の制作を行い、結果的に11冊の雑誌の制作を担当させていただきました。
制作をしながら営業もやらせていただき、自分のクライアントと接する喜びも感じることができました。
■クライアントへの雑誌配布がとても嬉しい瞬間
楽しかったことは、クライアントへの雑誌配布です。雑誌ができあがったらお世話になったクライアントに手渡しに行くのですが、それが楽しかったです。
クライアントの表情を直接見れること、話ができること、
また他のメンバーが受注したクライアントのサービスを見にいくことができる機会です。
毎回、何十冊もの雑誌を抱えて長距離を移動するので結構大変なのですが、とても嬉しい瞬間です。
■自分のマネジメントに苦労
辛かったことは自分のマネジメントです。
これまで大抵のことがなんとかなってきて、人になんとかしてもらっていたので、基本自分に甘いのです。その自分を律して、スケジュールを守るとか言ったことをやりきるということが本当にできませんでした。思うように進められずメンバーや社長の信頼も裏切ったし、自分も裏切っていました。
言ったようにできない。それが辛かったです。
■できるまでやればいい。自分の可能性を信じられるように。
目的を達成したか、Yes,Noで言うと真ん中あたりです。
変化はあります。しかし今の自分に満足しているわけではありません。
自分の殻を破りきったか、というとまだまだです。
手加減をする自分がまだいます。
しかしこのインターンは、これからやってやろうという原動力やステップになると思っています。
久々に帰ってきた沖縄。家族はそんなに簡単に変わりません。でもわたしはこれから変わることができると思っています。約1年、家を離れてみて家族へ感謝の気持ちを持つようになったし、帰ってきてからも家族がくれる小さな気遣いにありがたみを感じています。
これから家族を自分が明るくしていければなと思います。
自分の可能性は前より信じています。何でもできるぞーというより、できるまでやればいいんだという考え方になりました。今までできることしかやってこなかったのですが、これからはいろいろやりたいし、チャレンジしたいという気持ちがあります。もっと自分を苦しめていこうという気持ちです。
■自分から殻をやぶっていかないと人は変わらない
海外に行ったからといって人は簡単に変わらないということ。
結局どこにいても変えることができるのは自分自身。もちろん環境の変化で見える世界が広くなったり、ギャップや経験によって新たに自分に加わるものもたくさんあったりすると思います。
でも自分が変えたいと思っているところは、他人や環境が変えてくれるものではないなと感じています。
自信をつけたいと思っていても、勝手につくものでもない。
自分からチャレンジしていかないと、殻をやぶっていかないと、変わらない。
それはとても苦しいもので、逃げたくなるものだけど、やっぱり向き合わなければいけない壁だなと。
また、できるまでやるということ。
できるまでやらないからできないで終わるのであって、何に対してもできるまでやる。
苦しいけどやる。やればできる。
自分の能力を考えてできるできないを判断せず、まずは取り組む。
そしてできるまでやってみる。
向いてないこともあるかもしれないけど、向いてないとわかればそれはそれで収穫。
何でも愚直にやり続けたいと思っています。
■人の役に立ちたい、社会に貢献していきたい
なんとなく、広島に住んで雑誌制作に携わりたいという気持ちを持って帰国しました。
でも帰国して数日経って、少し今その考えが変わりつつあります。
子どもたちが幸せに暮らせるように、
子どもを安心して産める社会になるように、人々の幸福度が今より少しでもあがるように
人の役に立ちたいし、社会に貢献していきたいです。
すごくざっくりした目的で、方法は今から見つける段階ではあるのですが、たくさんの人に会ったり調べたりしてまずは情報取集からしていこうと思います。
ただ憧れの広島にも行くつもりです。
その地を自分の目で見て、歩いてみます。
そして近々、沖縄地方雑誌を制作していらっしゃる方々に会って、お話を伺い自分の今後について再考する予定です。
何事もまずはやる。できるまでやる。
そのときできることをその場でやりきる。それを愚直に続ける。
自分が苦しいと思うことだからこそやる。
ということを日々心がけて過ごしていきます。
■これから行く方に対してのメッセージ
先にも述べましたが、人は海外に出たからと行って簡単に変わらないと思います。
でも変わるきっかけは豊富にあると思います。
そこで変わろうとするかしないかはやはり自分次第です。(私もまだまだこれから!)
そのサポートをしてくださる方々や環境は充分にあると思うので、行くからにはたくさんのトライアンドエラーをしていきましょう!
苦しいときこそチャンス!
あい@インド
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