TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:仮想インバウンド大作戦 in India
タイガーモブの皆さんこんにちは!!岩手県立大学総合政策学部4年の川村大志、通称リバーです!!
インド、バンガロールの日本人向けホテルでのインターンシップを終え、今朝日本に帰国しました!
本当はトランジットでブログを書きたかったのですが、乗り継ぎ時間がなんと40分!!?
いや無理やって思いながらも必死で走り無事に帰国できました。
今は、夜行バスまでの待ち時間を利用してブログを書いています。
タイガーモブの中だと東北出身の方はなかなか少ないのではないでしょうか??
そんなこんなで岩手出身のリバーですが、夢があります。
それは「岩手を国際都市にする」
こと。簡単に言うと、岩手にたくさんの外国人が訪れてくれるようにするということです。
それではこのことに絡めてインターンの体験談を綴りたいと思います。
■インターンの目的
上記の自分の夢を叶えるために、実際に現場での経験を通して、外国人相手への効果的なマーケティングや
プロモーション法を探ること。
■インターンで実施したこと
①インド人ゲストに向けたアンケート調査とヒアリングによるマーケティング活動
②マーケティングを元にしたインド人向けの新メニューの作成
③サービススタッフのクオリティ向上を目的としたマネジメント
これらの3つがホテルの通常業務以外に自分が取り組んだことです。
それではこれらについて詳しく紹介していきます。
①→「祭」に来店するインド人ゲストが何をよく注文するか、何を求めて祭に来店するのかを
探るためにおよそ1か月かけて累計100名以上のインド人ゲストにアンケート調査及び、
ヒアリング調査を行いました。
この調査では特にヒアリング調査において食べ物の事だけでなくメニュー表の話や、
他の日本食レストランの話なども出てくるなどアンケートの数値だけでは見えてこないニーズを
探ることが出来ました。サービス業というお客様の満足度を常に高い水準に保たなければいけない
業種だからこそ隠れたニーズを引き出せたことは大きな成果だったかなと思います。
②→マーケティング調査を基にしてインド人ゲストに向けたおすすめメニューの製作を行いました。
これに関して一番大きかったのは、JR東日本の皆さんと共同でプロジェクトを進められたことです。
社会人の皆さんの仕事を進めるスピード感と実行力を間近で経験できたのは非常に良い経験となりました。
こちらの新メニューも4月の1日から運用を開始して初めて来店したインド人ゲストが
このメニューから注文をしてくれているのを見て嬉しく思います。
③→顧客を増やすには満足度の向上が不可欠、それにはスタッフのサービスのクオリティ向上が
不可欠ということで「最高のプロモーションは接客」を信条にサービススタッフのマネジメント活動を
行いました。これに関しては自分自身も接客のバイトをずっとしてたいたこともあり、
その経験を基に最初は接客の指導を行っていましたが、なかなかうまくいかず躓いていました。
そこでスタッフに直接サービスそのものへの考え方を質問してみたり、日頃接客をするにあたって
どのような不安、不満があるのか、どうすればスタッフ自身が気持ちよく接客を行えるのかを考えました。
結果として日本語、ひいては英語での接客に対する不安、日本人ゲストが何を考えているのかがわからない
という不安、日本食についてゲストに聞かれた時にわからないという不安があることが分かりました。
そこで、
①イラストを使用し、シチュエーションごとに覚えられるような日本語・英語の紹介
②一般的な日本人の考え方や日本式のサービスへの考え方の紹介といったゲストに対しての理解度向上
③ミスが起きた時の対応や整理整頓など自分だけでなく他のスタッフへの気配りができるような仕組み
の3点を軸にマニュアルを作成しました。
こんな感じっ・・!!
■インターンの目的は達成できたか
・・・うーん。正直なところこれについては不十分だったかなと思います。
インド人は口コミを重視する(実際にアンケートでも9割近くが初来店の方+リピーターという形でした。)
ので実際に店に来たひとの満足度を上げることは多少なりともできたかなという実感はありますが、
今まで来ていなかった人を呼び込むということに関してはWebプロモーションなどを駆使して出来ていれば・・・
と思いました。
そこは、今後の自分の課題としていきたいと思います。
■インターンで得たもの
「今後何があっても乗り越えられる自信」に尽きます。
■最も楽しかったこと/辛かったこと
全ての瞬間が新鮮で楽しかったです。
辛かったのは自分が見ていないところでインド人スタッフがミスをし、それを腹いせのように自分が叱責されること。
そして、インド人スタッフが何も知らないままにまた失敗を繰り返してしまう状況が悔しかったし、
お客様にもそう思われてるのはさらに悔しかったです。
■今後に向けて
就職活動解禁時期の真っ盛りにインドにいました。
まずは自分の夢に少しでも近づいていけるような就職先に行きたいと思います。
今回ヒアリングを通して感じた「日本」ブランドの終わりが近づいてきつつあるんじゃないかということ。
日本という名前だけで売るのではなく、そこからさらに突き詰めて独自の武器を持って日本の未来の
インバウンド市場に殴り込めるような場所を目指します。(某〇野リゾートなど)
今回のインターンを通してホテル・リゾート事業を通して岩手を国際化するという道が見えてきました。
■これから行く方に
自分は、出発前日にタイモブの皆さんに「環境の違い」、「文化の違いを楽しめる人が成功するよ」
といった言葉をかけていただきました。
違いを楽しむ、そうすると仕事も楽しくなりました。
今度は自分がこれからインターンを考えている皆さんにこう声をかけてあげたいです。
人それぞれ違って当たり前、何もかも違う世界に飛び込んでインターンも、人生も楽しみませんか?
River
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この海外インターン体験談(タイモブログ)のインターンシップ情報 インドの日本人向けホテルにてグローバルビジネスを経験するインターンシップ
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