TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドの体験談:【CPP第1期体験談③】社会人6年目から見たインド
初めまして、先日CPPというプログラムに参加してきた星野です。
自分は社会人6年目なので、社会人から見たインドについてと、インドに興味のある学生に向けてという意味で、以下ブログを書いていこうと思います。
目次
1、CPPで何に取り組んだか
2、CPPプログラムで学んだこと(3つ以上)
3、CPPプログラム参加前と後で変わったこと
4、これから何か挑戦する人へ一言
5、今後の目標、具体的に実行していくこと、日常をどう変えていくか
6、最後に
1 - CPPで何に取り組んだか
※写真はインドのバンガロールにあるビジネス街です、多くの外資系企業が入っていました。
CPPでは、インドにある日系企業の幹部の方を訪問し、法律や会計面での課題をヒアリング、その課題を法律家や会計士の方とともに解決する方法を探って行きました。
インドでは、法律が頻繁に変わったり、法律では決まっていないことがたくさんあったり、法律の解釈が人によって違いすぎたりします。そのような環境の中で、各社どのようにビジネスを成功させているのかといえば、(成功法則などは存在しないのですが、)徹底した事前調査と、政府機関や士業の方との情報交換やコミュニケーションをきちんとしていくと言うことであると感じました。
これはどういうことかといえば、上記のように法律が曖昧な分、だからこそ官民で良い法律を作っていきましょうと言う文化があるということです。このような商習慣がある前提で、企業と士業の関わり方のあり方を模索していきました。
2 - CPPプログラムで学んだこと
今回のCPPプログラムでは大きく3つのことを学びました。
①インド人経営者が世界で活躍している理由
完全に憶測でしかありませんが、上記で書いたように法律が整っていない分、あらゆる利害関係者との出来事が予測不能であり、そのような環境の中でビジネスを拡大させていく必要があるという意味で、リスクヘッジや対応力がものすごく鍛えられていくのだろうと思いました。
極論ではありますが、インドで経営幹部として仕事をすることで、ビジネススキルは上がっていくのではないかと思いました。
②クリティカルシンキングの重要性
日本であれば当たり前な法律もインドにはなかったり、あっても解釈が違ったりします。インドでは、いわゆる法律に対する偏見のようなものがなく、常に0ベースで思考しているように感じました。
例えば、ある場所から500m以内に飲食店を作ってはいけないという法律ができたとして、日本であれば、直線か、道路ベースでの距離と考えることが多いと思うのですが、インドでは、道路をなくすとか、バリケードを作って、遠回りだと500m以外になるから法の適用外という解釈をしたりします。
屁理屈と捉えらるかもしれませんが、このような柔軟な思考をすることで、新たなイノベーションやビジネスチャンスを探ることができるのではないかと思いました。
③衛生面はまだまだでした。
インドと言うと衛生面を気にされる方も多いかと思います。これは正直、否定できません。私も4日目くらいでお腹を壊してしまいました。ただ、きちんと病院にいくと、日本語を話せるスタッフがいらっしゃったり、日本で言うポカリの粉をもらえたり、安心もできました。
ただ、次いくとしたら、電気ポットと日本食は大量に持っていこうと思っています。笑
食については合う合わないがものすごく出ると思うので、気になる方は是非、日本食をお持ちくださいませ。
3 - CPPプログラム参加前と後で変わったこと
※写真は、道路沿いに住んでいる家族です。
一番が0ベース思考が強化されたことです。
インドにいると日本の非常識に多く出会います。その度に、どっちが正しいのかと考えていくと、たまに日本が非常識なのかなと思うこともあります。なぜ、そうなのか。本当にそうなのか。0ベースで考えることで、より良い判断ができるのではないかと思いました。
4 - これから何か挑戦する人へ一言
少し上からな表現になってしまうと思いますが、挑戦は、取り返しのつく範囲であればどんどんしていくべきだと思います。挑戦して、(失敗はしない方が良いですが)失敗して、学んで、成長して行って欲しいと思います。
挑戦には勇気が入りますし、いろんなしがらみもあって、挑戦したくてもできないということもあると思います。
無理に挑戦はする必要はないですが、もしできる環境にあるのであれば、是非してみて欲しいです。
きっと、挑戦する前よりも大きくなった自分に気がつくと思います。
挑戦して失敗した後悔と、挑戦しないで挑戦しておけばよかったと思う後悔どちらを選びますか?
20年後の自分は今のあなたに、なんてアドバイスをすると思いますか?
5 - 今後の目標、具体的に実行していくこと、日常をどう変えていくか
今後の目標:海外事業を日本国内よりも大きくする。
具体的に実行していくこと:挑戦あるのみ
日常をどう変えていくか:0ベース思考を忘れない
6 - 最後に
今回のプログラムを提供してくださった、CPP運営のみなさま、インタビューを受けてくださった日本企業のみなさま、士業のみなさま、そして一緒に参加してくれたメンバーのみなさま、この場をかりてお礼申し上げます。
最高のプログラムでした。ありがとう!
ほしのくん
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