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インド合宿体験談|インドで宗教に触れて

ゆうし
  • 2019/01/12 00:00
  • インド
  • インターン後

こんにちは!

年末年始インド合宿第7期に参加したゆうしです!

 

大学生活はサークルやバイトをしていたらあっという間に時間が過ぎていた、来年から大学院に進学予定の4年生です!(もっと早くインド合宿に参加していたらよかったな、、)

 

 

さっそくですが僕がどうしてインド合宿に参加しようと思ったかというと

 

①これまでの学生生活なにかこれを成し遂げたというような自慢できることがなかったこと、まわりにいたすごい人たちと比べてしまったことで自信をなくし、こんな自分を変えたいなと思ったから。

②海外に行って、これまで捕らわれてきた狭い視野から脱していろいろなことを知りたい、視野を広げたいと思ったから。

 

こんな思いを抱きながら、グダグダ大学生から抜け出そうと思い、何かおもしろいことないかなと考えていたところ友達にタイガーモブという会社を教えてもらい、調べてみてインド合宿を見つけとりあえず参加してみようと思いました笑

 

 

目次

1.インド合宿で何をしたか。

2.インド合宿を通してどう変われたか、何を得たか。

3.インド合宿で得たことを踏まえて、日本での日常をどう変えていくか。今後どうしていきたいか。

4.最後に

 

 

 

インド合宿で何をやったか

 企業訪問、グループワーク、観光、個人ワーク、いろいろやりましたが1番印象に残った個人ワークについて書きたいと思います!

 

僕はもともとイスラームという日本ではあまりなじみのない世界に漠然と興味があり、みんなで行ったローカルマーケットでイスラム教徒、ヒンドゥー教徒が厳密な境界なく平和に共存していることに驚き、その秘訣は何か調べたいなと思いました。

 

インドではヒンドゥー教徒が大半を占めており、イスラム教徒が約2割、他にはキリスト教、ジャイナ教など少数宗教が数パーセント占めています。

 

日本においてイスラム教徒は依然として少ないですが今後の国際情勢などを踏まえるとますます日本におけるイスラム教徒は増え続け、日本としても対策、理解を深めていく必要があり、宗教理解、多文化理解がますます重要になってくるのではないかと考えています。

 

そこで僕はバンガロールにいるイスラム教徒約100人、ヒンドゥー教徒100人に他の宗教についてどう考えているか、平和的に共存するための秘訣について聞き込みをし、そこからなにか将来に生かせる気づきはないかという考えのもと、個人ワークをおこないました。

 

具体的には実際にイスラム教のモスクに単身突入し、礼拝に参加させてもらったり、道でインド人にとりあえず声をかけまくり質問をしたり、それぞれの宗教の人の答えを聞いたりさまざまな議論をしていく中で、多くの気づきを得ることができました!

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せっかくの発信する機会なので聞き込み調査した中(特にムスリムの人たちとの会話)で印象的だったものをいくつか挙げたいと思います!(興味がない人は飛ばしてください())

 

Q.インドでなぜ宗教が違っても仲良くやっていけるのか?

A.宗教が違っても人間として何も違いはない。インド人はインド人としてのハートを持っており、それは空気やボトルに入っていない水のようにはっきりとは見えないものである。どの宗教を選ぶかは個人の自由であり、インド人としてのハートでつながっている兄弟姉妹である。

 

Q.宗教とは何なのか。(あるイスラム教徒の視点から)

A.宗教とはHumanityである。すべての宗教は平等であり、すべての人間は兄弟である。

海外に行くときに飛行機を使うか、船を使うかなど、どの乗り物を使うか選べるのと同じで、どの神を選ぶかが違うだけで信じる宗教が違ってもみな兄弟である。宗教は人生のガイドラインでありルールであり、心のよりどころである。

 

Q.宗教対立とはなにか?なぜ争うのか?

A.宗教が違うから争っているわけではない。日本でも政治的イデオロギーの違いや考え方の違いで対立、喧嘩があるのと同じである。それがたまたま宗教になっただけである。

 

・イスラム教のイメージ

イスラム教はだれよりも平和を愛する宗教であり、毎日5回、平和などを願い礼拝をおこなっている。それなのに世界的にイスラームはテロリストの宗教だというイメージが少なからずあり、どうして何も悪いことをしていないのに、弱いものを決して攻撃しないし、誰に対しても寛容であるのに悪いイメージを持たれているのか。寛容でなかったら礼拝所にいる異教徒である僕をいつ殺してもおかしくない。この現状がとてもつらいといわれた時の悲しそうな顔が今でも忘れられません。

 (これらの意見はあくまで聞き込みをした個人の意見です。)

 

 

さて、話を戻してこの個人ワークで何を得たかというと、

・意外と行動を起こせばなんとかなるという感覚。

・意外と自分できるなという自信。

・こんなことインドでしたことある日本人いないだろうなという謎の満足感。

・宗教(特にイスラム教、ヒンドゥー教)に関する生の知識。

・宗教に関してもっと勉強したいという気持ち。

・イスラームの誤解されている悪いイメージを払拭する手助けをしたいという思い。

 

ここでの気づきが続いての僕の未来予想図につながっていきます。

 

 

インド合宿を通してどう変われたか、何を得たか

これまでは失敗してダサいところを見せたくない、失敗して恥ずかしい思いをするなら何もせずに楽な生活をしようという気持ちが自分の中で大部分を占めていました。

しかし、良くも悪くも何もわからないインドという地で何ができるか、何をすべきか真剣に考え、行動せざるを得ないという状況に自分が置かれたとき、これまで考えてきた無駄な心配事は考える余裕もなく、気づいたらうまくいった、楽しかったという成功体験として残っていました。

一番の収穫はとりあえず考えすぎる前に行動する、やればできるという精神、自信がついたことだと思います。この考え方の変化は自分自身がいい方向に変わる大きな一歩だと確信しています!

 

また、インド合宿を通してかけがえのない仲間を得ることができました。

年末年始にインドに来るような独特な、それぞれ性格も全く違うメンバーと夜通し語ったり、グループワークをして親睦を深め、お互い高め合えるような存在を得られたことは今後の人生においてもこれほど素晴らしいことはありません。仲良くなりすぎてみんなと別れるときめちゃくちゃ寂しかったです()

インド合宿で出会った素晴らしいメンバーと今後も近況を報告しながら、インド合宿前の怠惰な生活を送らないように気をつけていきたいです!

 

 

インド合宿で得たことを踏まえて、日本での日常をどう変えていくか。今後どうしていきたいか。

まず、朝に1日の目標を立てて、夜振り返りという習慣を今後も続けていきたいなと思います。

また、すでに書きましたがイスラム教の誤解されたイメージに悲観していたムスリムの方の言葉、表情が自分の中で強烈な印象を残しました。インドで100人のムスリムに話を聞いた日本人として、イスラームの文化、宗教について本などを通してさらに勉強して日本とイスラームの架け橋になれるような人間になりたい、お話させてもらった100人の素晴らしいムスリムの方々に敬意を払い、イスラム教は怖いという誤ったイメージを少しでも払拭するのに貢献できる人間になりたいと考えています。

企業訪問などを通して視野自体は広がりましたが小さいころから憧れている外交官になるという夢を諦められないなともインド合宿を通して改めて感じたので、今後も努力をしていこうと思います!

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最後に

正直、ビンボー学生をしている自分が一生懸命バイトで稼いだお金をこの合宿につぎ込み、年末年始にインドに行くという決断をしたことが本当に正しいのか、他にやるべきこと、やった方がいいことがあるのではないか何度も迷いました。

ですが改めて振り返ってみると11日間本当に充実した毎日だったなと思います。楽しいことも、うれしいことも、つらいことも、面倒くさいことも全てが凝縮されていて、日本にいては絶対にできないこと、しないことを経験することができ、最高の11日間でした!

自分の中で絶対に実りあるものにするぞという決意で臨んだということもありますが、なにより一緒にいてくれたメンバー、柴田さん、河村さん、周りの人たちの支え、協力があってこその結果だと思っています!

本当に感謝しています!ありがとうございました!

 

 

本当に最後に、インド合宿に参加しようと考えている人、絶対参加すべきですよ。

 

ゆうし

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