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リキシャってなに?

Hikari@India
  • 2023/02/23 00:00
  • インド
  • 社長直下
  • インターン前

リキシャってなに?

リキシャはインドの三輪タクシーのことで、安価で小回りがきくのでたくさんの人に使われている!

 

「リキシャ」の語源は

日本語の「人力車」って思いましたか?

大正解!!リキシャの語源は、日本語の「人力車」です。でもなんで遠く離れたインドに日本の人力車??

人力車は明治2年(1869年)に日本で発明されて、その後アジア各国に輸出されました。なんと明治40年(1907年)台には日本からインドへ年間約1万台も輸出されてたそうです。1919年にコルカタで正式な交通手段として認定され「リキシャ・リクシャー(Rickshaw)」の名前で親しまれるようになりました。

 

そういえばタイにも似た三輪タクシーあったよなって??

そう!タイではトゥクトゥク(Tuk Tuk)と呼ばれていて、インドのリキシャと同じです。日本では馴染みがないですが、世界中で今でも活躍しています!スリランカではスリーウィーラー(Three-wheelers)、インドネシアではバジャイ(Bajay)、バングラデシュではベイビータクシー(Baby taxis)なんて呼ばれています。

 

 

形違うくない?

日本の人力車とインドのリキシャって全然違うじゃんって思いますよね。京都の人力車みたいに人が引いてないし、カラフルすぎる...今の日本では観光的要素の人力車ですが、他の国では安価なタクシーとして技術の発展に合わせてどんどん進化しているんです!リキシャは人力から自転車を使ったサイクルリキシャ、エンジンのついたオートリキシャへと発展していきました。

 

多くのインドの都市では、黄色と黒のカラーリングのガソリン式オートリキシャが使われています。しかし、インドは大気汚染が昔から問題になっていますよね。デリーでは大気汚染の元凶であるガソリン式のリキシャの営業が禁止され、環境に配慮したCNG(圧縮天然ガス)エンジンを搭載した黄色と緑のオートリキシャが走っています。CNGのリキシャはCO2の排出量がガソリン車の7〜8割で、環境汚染の原因となる窒素酸化物や一酸化炭素の排出量も少なく、硫黄酸化物に至っては全く排出されません。

 


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左:ガソリン式 右:CNG式

 

さらに現在デリーでは、CNGエンジンのリキシャからEV(電気自動車)のリキシャ「Eリキシャ」へ転換していこうとしています。大気汚染のさらなる対策として、モディ政権はEV(電気自動車)の普及を推し進めているようです。

 

乗ってみたいけどぼったくられないかな...?

四輪自動車タクシーだけでなくリキシャもUberなどの配車サービスを始めています!

インドに慣れていない外国人に対してぼったくりをするリキシャの話などをきくこともありますよね。でもUberなどの配車アプリを使うことで、クレジットカードが使えてぼったくられる心配もありません!

Hikari@India

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