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このまま大学生活4年間過ごしていたら私の人生終わる。インドで活躍するインターン生の石田妃さん

菊地恵理子@Tiger Mov
  • 2016/07/29 14:01
  • インド
  • 企画・マーケティング,デザイナー
  • インターン中

インドでインターンシップ生として活躍する、立命館大学1年生(休学中)のひめちゃんにインタビューをしました。

 

現在、ひめちゃんは、アジアのシリコンバレーと呼ばれるインドのIT都市バンガロールにて、

日本人向けの日本語のフリーペーパー事業を担っています。

 

◆自分の存在価値を自ら創り出す、

 それがインドでインターンシップをする理由。

 

シバンスのひめちゃん

 

私は海外インターンシップをする小目標としては、「海外で働く事の理想と現実のギャップを知る」、

メインテーマとしては、「自分の存在価値と意義を自らつくり出せるようになる」

という2つが主に海外インターンシップをしている目的です。

 

私のバックグラウンドからお伝えすると、結構前から私は努力することがなくて、実は泣いて喜んだことも悲しんだことがあまり記憶にありません。

 

私は他の人より劣っていると感じていて、自分は出来ると思うけど、”まあいっか”で諦めてしまうということが多々ありました。ほかの人の方が私より出来るからその人に任せればいいかなと思っていた結果、自分の存在意義がないのではないか、と疑問に感じていました。

 

(※小学校はラグビー、中学校では1kgの円盤投げ30メートル記録、高校は片道3時間かけて学校に通っていた、大学は特待生という偉業を成し遂げているので、根本的にもの凄く努力家だと思います。by AJITORA菊地)

 

まあまあやれば、自分が求めているものはとってきた。

 

自分で主体的にとりにいくことやアピールをしていなかったし、今までそもそも自分のこともあまり知らりませんでした。

 

だから大学1年生後半では、他の人に自分の強みを発見してもらおう、そう思い始めていた頃に出会ったのが、海外インターンシップを提供するこのAJITORAでした。

 

大学1年生は遊びが多いので、それに流されないようにしたいなと思っており、

 

「このまま大学生活4年間過ごしていたら私の人生終わる」、そんな風に感じたことをおぼえています。

 

友達が海外インターンに行くって言って、そういう選択肢もあるんだなあと思い、”自分に見えない事ってまだまだある”、留学でもいいけど、働く事にも興味があった為、最終的に海外インターンに挑戦することを決意しました。

 

◆インド2拠点のフリーペーパーのデザイン制作全般を担うポジション

 

デザインするひめちゃん

 

現在、私は、インド2拠点のフリーペーパーデザイン制作全般を担っています。

 

今いるインドでのインターンシップ先は、社長一人とあとはインターン生が7人程でフリーペーパーの企画・営業・編集・発行をまわしています。インド3拠点がそれぞれチームとしてやるべきことを全うしているのですが、この環境下では、皆と同じ行動をしていたらチームとしては回りません。

 

チームをパズルとしたら、パズルのピースにならないと必要とされない。

 

よって、絶対に自分でアピールしていかないといけない環境。

 

それが、私が選んだインドでのインターンシップ先です。

インドと日本を繋ぐメディアを創るデザイナーインターンシップ

 

現在、私はインドIT都市のバンガロールというところで、フリーペーパーの制作と営業していますが、営業は自分の足を運んで勝ち取る新規受注を担当し、制作期間に入るとデザイン制作のみを担当しています。

 

バンガロールのデザイン制作が終わってからは、チェンナイのデザイン制作を担当というように、2拠点のデザイン制作を担っています。

 

以前2人だけでデザイン制作をした際に、自分たちでやりとげられなかったという悔しさがあったので、先日のチェンナイ版は自ら1人でやらしてくださいとお願いし、見事期間内に全て終えることが出来ました。毎日件数を決めて、毎晩社長にタスク結果を報告していた、絶対にタスクにコミットをする、そのスタンスで乗り切りました。

 

今後もバンガロール、チェンナイの2拠点のデザイン制作を担当していく予定です。

 

◆インターンで学んだ事・変化したこと。

 自分の強い意志がないとやってられないということ。

 

シバンスを持つひめちゃん

 

海外インターンシップを通して学んだ事はたくさんあります。

 

・まずは「海外で働く」について。

 

私は、在インド日系企業で働いていますが、相手の9割がインド人。ここでは自分の強い意志がないとやってられない、そんな瞬間がたくさんあります。

 

YES/NOをはっきりさせないといけないし、締め切りを決めていても相手は忘れたりする。

 

それでも自分たちのプロジェクトを目標通りに推進していくためには、まずは自分を信頼してもらう必要がある。理由つきで連絡をこまめにしたり、時にはきつく言うようにして、信頼してもらいつつ、そしてなめられないように挑んでいます。

 

また、現在は海外で働く"理想"と"現実"のギャップは大分なくなってきています。

 

インドは時間にルーズですが、逆にそれを管理しなければならない立場なので、時間には厳しくなりました。

 

主にインターン生でフリーペーパーをまわしていて、デザインも一人で担っているので、少しでも遅れると、全体が遅れてしまう。以前は早く出来るものから手をつけていましたが、何時までに何件終わらすのか、タスクに優先順位をつけ、責任感をもって先読みで行動しています。

 

・英語について

 

英語を話せないと、TOEIC高得点とってないと、海外で働けないと思っていたが、どっちかというとコミュニケーションよりも人間関係をどう構築させるかが重要。

 

正直単語で話は通じるし、インドは第二言語なので、文法が少し位違っても今のところプロジェクトは進める事ができています。(実際に英語が全く出来ない人でも受注してきています。)

 

現地で活躍している方々を見ていると、関係性をうまく持てる人の方が海外でうまくやっていっているのではないか、そんな風に思います。

 

・存在価値と意義について

 

私が制作をすることによって他の人が営業に時間をさけるようになったり、他の作業に集中出来るような環境が整ってきたので、自分の存在価値は見いだしつつあります。また、年下なので、何か動けば、チームに影響がある、そう確信しているので、もっともっと社内に良いサイクルをまわし、会社が成長していけるように努力していきたいです。

 

◆残りの2ヶ月間は、いかに自分がいなくてもまわる組織をつくれるか。

 

シバンスでのクリスマス

(写真:クリスマスパーティにて、社長や他のインターン生、AJITORAスタッフと)

 

今の業務については一通りマスターしたので、残りの2ヶ月は、私がいなくても回るシステム作り、継続性があるプランをつくっていこうと考えています。

 

存在価値を残して、フリーペーパーが少ない人数でもまわせるようになるようにしていけるよう、最後悔いが残らないよう、全力で取り組んでいきます。

菊地恵理子@Tiger Mov

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