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【CPP第1期体験談①】 /ガンジス川が見たくなっちゃった話/

たつお
  • 2018/03/01 00:00
  • インド
  • インターン後

CPPプログラムに参加した新井辰和です。今朝、成田に着いたばかりです。

ブログリレーとのことなので、トップバッターですがインドで感じたことそこから考えたことなど備忘録的な意味も込めて綴ります。僕にとって今回のインドは初海外でした。そのこともあってか、それなりの大きなインパクトになりました。

 

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目次

1CPPで学んだこと①②③

2自分に起きた変化

3これから何か挑戦する人へ

4今後のこと

 

 

 

1CPPで学んだこと

 

①選択肢を増やす

冒頭から全く関係ない話になりますが、僕は高校3年時に何も考えずに大学受験に踏み切ったことを悔やんでいます。周りの友達は当たり前に大学に行くらしいから、なら自分も。もっと自分の進む道を自分の頭で考え選択すればよかったなと。

 

大学3年になった僕は就活を目の前にして、今同じ岐路にいる気がします。周りは当たり前のように日本の大企業へ行き社会の最前線で活躍しようとしています。周りと同じ道に進むのはそれなりの安全策ではあるかもしれないがホントに面白いのだろうか?高校3年時の悔いを活かすために僕は今、周りと同じでいいのか考えています。しかし、この葛藤は考えても進めないというか打開できないというかどうすればいいのかモヤモヤしていました。

 

そこでようやくCPPに話は戻りますが、CPPを通しこのモヤモヤが少し開けた気がしました。

インドに関心を持ちCPPに参加したのですがインドで働くということが鮮明にイメージ出来ましたし、海外でファーストキャリアを迎えることは自分の中の選択肢になりえると気づくことができました。つまり、今までの僕は自分の進みうる選択肢を知らないから、又ははっきりさせられていないから、悩んだり他人と同じ道を選んでしまっていたのだろうと思います。

 

「海外の大学に進学すること」「大学に行かずその分の時間とお金をバックパックするのにあて世界を駆け巡ること」「大学を経ずに起業すること」などなど日本の大学に進学することに代わるの他の選択肢が高校3年時の僕に具体的に見えていれば変わっていたのかもしれません。これらの選択肢を知ったうえで「日本の大学に進学すること」を選んだのであれば立派だったのですか当時の僕には日本の大学への進学という1つの選択肢しか見えてませんでした。もしくは勝手に無理だと決め込んで見えないふりをしてたのかもしれません。

 

その反省を活かし、大学卒業後の身の振り方にはできるだけ多くの選択肢を知ったうえで考えていきたいと思います。今回は海外でファーストキャリアを選ぶという選択肢を知れて、このような考えに至りました。これからも、まだまだ、色々なことに好奇心を持つことを通して選択肢を増やしていきたいと思います。

 

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 (インドでの食事にしては少し高めの560ルピー。どのソースにつけて食べてもおいしいし、このくらい選択肢があると食事も楽しくなってくる)

 

 

②変わってるっておもしろい!

普通じゃないとか変わってるとかってあまりよろしくないかの如く日本では扱われますが、とてもよい個人の特徴だなあと前から思ってます。この思いは間違ってないと再確認しました。インドでインターンしてくるって周りの人に言うと大方の人が「なにそれ?わざわざインド?」「なんで好んでそんな汚いとこ行くの?」みたいなありがたいアドバイスをくれて僕を引き留めようとしてくれます。

 

普通の考えが何かは分りませんけど、多くの人はインドでインターンしようとなんて考えないと思います。そんな中集まった今回の7人はそれぞれが目標を持っていてインドに乗り込んできていました。そういう人たちって面白いなと改めて感じました。普通に大学生活をしていては出会えないような方々です。どうしてそんなに早く頭が回転するのかわからないし、なんでそんなに大胆に動けるのか意味不明だし、そんな良い意味で理解不能な人と過ごせて刺激をもらえました。変わってる世界に飛び込むとやはり同じようにそこに飛び込んできた人と出会えて、より面白い方向に人生が転がっていく気がします。

 

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 (グループの人と課題解決のプログラムに取り組んでいるときの一枚。自分の描くイメージをグループの人に共有するとその人なりの視点から考えた意見がもらえて、より良いものへと解決策がなっていくことが実感できた充実したグループ活動であった)

 

 

③とにかくやってみるか!

3人のインドの方に日本人のビジネスにおけるウィークポイントを質問しました。すると、3人ともが「決断が遅いこと」と答えてました。「慎重である」という長所でもあると付け加えてくださる方もいましたが。

 

しかし、これから社会の変化のスピードがますます加速していく中で日本人の慎重さは良い事ばかりではないとのことでした。インド人は後先考えずにとにかくやってみる。問題が生じればその時どうにかすればよい。こんな考え方をしているようです。GSTの改革なんかが最たる例です。国のトップまでもが楽観的というかなんというか。でもなんかそこに魅力を感じずにはいられません。

 

うまくいかなかったときの対策ばかり考えてなかなか実行に移せないより、面白い人生が送れる気がします。インド人の魅力ってそうゆうところから出てるのかな?失敗してもどうにかなるでしょっていう。問題にぶち当たってもどうにかなるでしょっていう。そんな感じです。

 

 

 

2自分に起きた変化

 

まだ日本に帰ってきてから24時間も経たないのでなかなか日本で生活している上での変化には気が付けていません。ただ、上に書いたインド人の魅力である、とにかくやってみるってことに少しは感化されたかもしれないです。

 

CPPのあと僕は一人でガンジス川の火葬や沐浴を見てきました。

 

翌々日に日本へのフライトがあるにもかかわらず急遽、ガンジス川が見たくなってしまったわけで、もちろんガンジス川までの電車もとってない状況でした。調べてもらうと深夜特急で往復24時間電車に揺られる必要があるとのこと。

 

インド人と混じって生活してた影響だったんでしょうか?

「ま、やってみるか!」

ってことでガンジス川での沐浴がみられるバラナシまで行く決断に踏み切りました。

 

英語もほとんど聞き取れないしましてや、初海外なのに(笑)。拙い英語で何とか往復のチケットをとり(これには2時間かかりました)、頼んでもいないガイドらしきインド人に先導され、インド人に何度もだまされながらガンジス川になんとかたどりつき、聖なる川を感じてきました。

 

行きと帰りで深夜特急に乗車できる駅が違うとか、最寄り駅からガンジス川までの道が分からないだとか、下調べなんてせずTシャツ1枚で行ったから夜寒すぎて電車で凍えてたとか、迷路みたいに入り組みオートすら見つからないバラナシの牛だらけの細道で2時間さまよったとか、挙げればきりがない数の問題に1日のうちでぶち当たりましたけど、今こうして東京の明るくて暖かい部屋で思い出を綴ってるわけです。死ぬわけじゃないし、とにかくやってみる!これは面白いかも。言うは易く行うは難しではあるのだけども...

 

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(ガンジス川のほとりで遊ぶインドの子供たち。中学生くらいの男の子はみんなでクリケット。そばで座ってずっと眺めていたかった。この後ろで小学生くらいの子たちもクリケット。上級生と下級生が別々にそれぞれのレベルにあわせて仲間同士で遊んでるのは日本と同じ。もっと小さい子たちは水風船を投げ合って遊んでいた。helloって話しかけてきてくれた握手までして満面の笑みで迎えてくれた。女の子たちは泥でおままごとみたいなこともしてたし、タコを上げてる子供たちも。バラナシの細道に迷い込んだからこそ出会えた幸せなひと時であった。)

 

 

 

3これから何か挑戦する人へ

 

インド人の楽観的な考え方、面白いと思います。

これから僕もまだまだ、挑戦していく身なのでワクワクしていますが挑戦できる環境にいることは大切なことだと思います。挑戦しにくい環境なら僕は長くはそこにはいたいと思いません。

 

何が起きるかわからない期待を胸にとにかくやってみるって大事だと思います。ただ、楽観的になりどうにかなるからといって準備を怠るのとは違うとも思います。失敗した時のことを考え動けなくなってしまうことはもったいないねって話です。ガンジス川に行けばクリケットに興じる子供たちに出会えるかもしれないですし、挑戦したその先には想像以上の何かがあるはずだと信じ僕も挑戦し続けていこうと思います。

 

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 (深夜特急の三段になった椅子の一番上からの一枚。通路では水やチャイや食べ物を売る人が頻繁に通る)

 

 

4今後のこと

 

インドでのファーストキャリアが自分の就職の際の選択肢になりうると分かったことは、今回のCPPに参加した大きな収穫です。ただ、まだ荒い選択肢にすぎませんしもっと磨いていく必要があります。

 

今週の火曜日にはインドでお会いした会計事務所の経営者の方が今週は東京にいらっしゃるとのことだったので、お話しできる機会を作っていただきました。鉄は熱いうちに打てとも言いますし、さっそく選択肢を磨いていきたいと思います。

 

また、上にも書きましたが、ほかの選択肢も考えていきます。会計の知識を生かしてベンチャー企業で自分が活躍するなどまだまだ、いろいろな選択肢がありえると思います。そして最後は、それらを自分の頭で考え周りに流されることなく、選択する!

 

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たつお

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