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インド合宿体験談 | 未来への覚悟

Yuna
  • 2020/01/17 00:00
  • インド
  • インターン後

 

 

みなさんこんにちは。今回インド合宿に参加した慶應義塾大学3年の遠藤夕奈です。

日本に帰ってきて1週間以上が経ちますが、今すぐインドに舞い戻りたいほど全てが恋しいです。

 

 

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1.なぜ参加したの?

 

2.インドでのこと

 

3.わたしの成長

 

 

 

1.なぜ参加したの?

 

 

私は大学では体育会の部活に所属しています。なので基本オフは週1しかなく、旅行に行こうと思っても年に1.2回、それも23日の国内旅行が限界です。

今年は運よく年末年始にまとまったお休みができて、このチャンスに短期留学に行こうと意気込んでいました。

でも年末年始に授業がある学校もそうそうなく、ネットで調べてもなかなか理想的なプログラムにヒットしませんでした。

 

 

そこで出会ったのがタイガーモブの「年末年始インド合宿~未来予想図を描け!~です。

ひたすら自分に向き合うプログラム内容に惹きつけられ、久々に「絶対これやりたい!」という感情になりました。大学に入ってから部活での役割ばかりにとらわれて、自分について考える時間がなかったことに気づいたんです。

 

 

そして思いつきと勢いで応募してしまったのですが、両親にこのプログラムのことを伝えると母には「あれだけ治安の悪いインドに行くなんて何を考えているの!」と激怒され、父には「あなたは街が清潔な国でないと生活できないでしょう。」と諭され、インドの治安について調べれば調べるほど不安になりと、実は途中から少し後悔していました笑

 

 

それでも両親を説得してこの合宿に参加したのは、目的があったからです。

 

 

①自分の知らない世界を1つでも減らす

②組織に頼らず自分1人での成功体験をつくる

③自分と向きあう

 

 

「将来自分の力で何かをしたい」という漠然とした思いを抱きながらも、知識も経験も自分に対する自信もありませんでした。そもそも自分が何をしたいのかも分かっておらず

とにかくがむしゃらに行動して、自分を理解して信じる根拠が欲しかったんです。

 

 

2.インドでのこと

 

 

初めはとても辛かったです。

合宿では毎日、朝礼で自分の目標を掲げ、夕礼でその達成度について報告します。

要領を掴むまでとりあえず感覚でやってみるタイプの私は、この時点でけっこう苦戦したのです。初めて知るインドという国で何をどう頑張れば良いのか分からず、戸惑いました。みんなのように「今日はインド人100人と話します!」なんて思い切った宣言をする勇気もなく。

 

 

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何が何だかわからないまま2日間のグループワークに突入。

メンターの方からは一番カオスなグループだと言われました。案の定最後までまとまらず散々な発表になってしまいました

こんなに何から何まで上手くいかないのって久々で、やっぱり自分は根からの無能人間なのかもと本気で思い始めました。

 

 

そんな中、転機となったのが未来予想図の中間発表です。

 

日本を真の意味での男女平等社会にするために、「自分がビジネス界の第一線で活躍して世の女性のロールモデルになる」という大きな夢を掲げました。

 

今までずっと自分の中に秘めていた思いをみんなに伝えました。初めて出会う人たちだらけなので、普段友達に言えないようなことも伝えられるのがこの合宿のいいところです。

もともと自分の気持ちや考えを人に表現するのが苦手なのですが、自分でもできるんだと少し自信が生まれました。

 

 

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そこから個人ワークに移ります。メンターの柴田さんが本当にたくさん協力してくださり、彼のアドバイスのもと「インドの女性起業家にインタビューを行い、メンバーにレポートする」というワークに取り組みました。 

 

 

ビジネス関係の方が多くいるであろう地区に出向いて「起業家の知り合いに繋げてもらえないか」とひたすら声をかけつつ、柴田さんのお知り合いに連絡させて頂いたりしてアポを取りました。それと同時に街頭インタビューも行い、インド人女性を取り巻くライフキャリアにおける課題についても調査しました。

 

 

1人でトゥクトゥクに乗って知らない人に話しかける3日間、ほんとに孤独でした!笑 せっかく女性経営者の貴重なお時間をいただいたのにも関わらず、彼女たちの英語を上手く聞き取れず帰り道に泣きそうになったり。でも自分以上にハードな営業というワークに取り組んでいるメンバーがいたり、柴田さんのお力を借りてしまっているという意識から、「絶対に良いものを持ち帰る」と決めて最後まで頑張りました。

 

 

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3.わたしの成長

 

 

よくインドに行くと人生変わると言いますが、本当にそうでした。

 

 

まず、自分を認められるようになりました。

1人で飛行機に乗るのも、外国の街を1人で走り回るのも、誰かに夢や弱みをさらけ出すのも、英語で人と会話するのも全て初めての経験。

挑戦せざるを得ない2週間を過ごしたことで間違いなく自分の殻を破れました。

 

 

また、個人ワークを通じて自分の志に対する覚悟ができました。そして日本以外にも自分が貢献したい世界が広がっているのだという気づきもあります。

道端を牛が平然と歩き、高級車が走る横で物乞いをする人がいて、貧富の差も事故も全て自己責任、という日本とは正反対の国でありながら、女性を取り巻く問題や彼女たちの想いは日本と何1つ変わりはありませんでした。

自分の手でキャリアを築きたいとキラキラした目で夢を語ってくれる女性に多く出会いました。しかし結婚や出産、女性へのステレオタイプという社会からの重荷にかなり妨げられてしまっています。この現状を解決する一助になることが、わたしの夢です。

 

 

 

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今はもう大学に就活にとすっかり日常生活に戻っていますが、改めてあの2週間は濃密でかけがえのない時間だったなと思います。メンターの柴田さん、ともやさん、そして8期生のメンバーに支えられ沢山悩んで成長しました。

 

 

1人でも多くの人にこのインド合宿を体験して欲しいと切に願っています。

皆さん本当にありがとうございました。

 

 

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Yuna

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