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あけましておめでとうございます!
インドのとある学習塾でインターン中の者です。
新年早々、ちょっと新しい試みとしてブログ始めようかな ということで第一弾を始めてみました。
まずは自己紹介。
福岡生まれ、中・高は佐賀県、大学時代は広島に住んでました。
バスケが好きで、まあへたくそな割に10年も続けてますね。 そして大学では何故か審判に目覚めたりして、プレーヤーしつつも審判の公認ライセンス取ったりしました。(今年インドに居るので資格更新できるかすごく怖いのですが、、、)
で、将来は高校の教師になろうと思っていて 教員免許も無事取得したのですが
教師するなら人としての幅広げたいな(価値観の幅)とか、教師する前に社会人としての経験(民間企業で)積みたいな とか
いろいろ考えた結果
気づいたらインドにいました。
そして、この地で既にたくさんしくじってきた為、少しでも次のしくじりが軽減されるよう、ちょっと書き記していこうかなと思います。
ということで第一弾のテーマは
「思春期の生徒への説教でのしくじり」
なんだか怪しいテーマに見えるかもしれませんが、僕が女子生徒に手を出したとかそういった類のしくじりではないのでご安心をw
そのしくじりというのは、
とある女子生徒に書類の提出を促したところ、ふてぶてしい態度で投げ捨てるように書類を出してきた為、
半分怒鳴るような形で説教したところ、逆上してさらに言うことを聞かなくなり、教室の雰囲気を崩したうえに収集がつかなくなる、、、
というような、正直よく耳にしてしまう話なのですが、、
が、ここは学習塾。。
後日保護者から「ユウキ先生がいるからうちの娘が塾に行きたくないと言っている」とクレームが入りました。
このままでは塾そのものを辞められてしまう。。。
とりあえずその後数週間一切自分から話しかけるのを辞めました。
(ただ、渡すプリントや連絡事項の伝達は他の生徒同様 丁寧に行いました)
そして3週間ほど経った頃、気づいたら嫌っていたはずの生徒の方から話かけてくるようになっていました。
あれ?
では、あのしくじりは何だったのか、、、。
何はともあれ、
自分が今回のしくじりから考えたのは
・思春期の児童生徒に対する接し方
・児童生徒のバックグランドを理解することの大切さ
の二点です。
どういうことかと言うと、
一点目は、思春期の児童生徒に「正論」を突き付けたところで素直に受け入れられる訳がない。
正論を言わざるを得ないことがあっても、怒鳴り散らして上からモノを言っても意味がない。
ということです。
そもそも思春期の頃って、アイデンティティ確立(自分づくり)の時期と言われるように、まだまだ自分の思想や思考が整理できてないですよね。
自分の頭のなかでの「いい」「悪い」の線引きがグチャグチャな状態なのに、自分の体はどんどん変わっていくし、周りから求められるものも急にハイレベルになる。 そんな状況で「正論」の説教をド直球で投げ込まれたところで、もういろいろパンクして訳暴れるしかなくなるわけです。
難しいですが、いかに気付かせるかを考えないといけないわけですね。
※ちなみに、今回は学習塾という環境なので「生徒をコントロールする」という視点で考えていますが、
子どもが自分の感情をコントロールできなくなって、暴れたりすることそのものは別にいいんじゃないかな と思ってます。
感情のコントロールを失うことは誰でもありますし、親や教師は「これだけは」という一定の線引きと、見守りつつ「放置」する勇気
が必要なのかな というのが今の自分の考えです。
(このテーマについても今度じっくり書いてみようと思います)
二点目は児童生徒それぞれでバックグランドが違うため、児童生徒自身が考えるもの、求めるものも異なる。だから児童生徒に
接するときは、彼らのことを「知ること」を第一に考えないといけない ということです。
児童生徒のバックグランドなんて一つとして同じものはありません。
幸い家族に愛されて育てられた子もいれば、離婚して片方からしか育てられていない子、
インドの場合、家庭に専属ドライバーやメイドがいるのが当たり前 になって、自分で何かをするということを知らない子。
なんてケースもあります。
また、塾で騒いでよく怒られる生徒が、実は学校でかなり窮屈な生活をしていて、その皺寄せが塾に来てる なんてケースも珍し
くありません。
どんな児童生徒でも、頑なに正論を突き付けるのではなく、まずは相手のことを「知ること」が大事なんだな と改めて感じまし
た。
と、ここまでしくじり日記第一弾でございました。
続くかわかりませんが、https://ameblo.jp/rereyuki2/entry-12341121100.html
にてどんどん更新していくので、インドでのインターン考えてる方、教育に興味のある方など
もしよかったら見てください。
ではまた。
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