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【虎のトリセツ⑥】インターン生が実践から得た知恵~Learning by Doing編~

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【虎のトリセツ⑥】インターン生が実践から得た知恵~Learning by Doing編~



みなさんこんにちは、タイガーモブの中村寛大です。
虎のトリセツでは、過去3000名を超える海外インターンの参加者、及び5000名を超える学校での授業受講者と接して感じてきたことや、データから見えてきたことを、これから次世代リーダーになりたいと考えるみなさんに伝え、少しでも役に立つことを目的としています。

今週は、お盆Weekでもあるので、僕がお休みの日はお休みします。
ちょっとパラパラと書くことになってしまうので、
今日は僕が見ていて面白いな〜と思ったタイモブ生の投稿を共有し、
僕が感じたことを共有していきたいと思います。

さて今回のテーマは、「実践から得られる知恵」です。

ー三重の1人の大学生けいしんが、実践を通じて学んだこと。(投稿そのまま)
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=383723193168775&id=100045932925580
京都の美山にある田歌舎さんで、約2週間ほど「自給自足」の短期研修をしてきました。
その経験から得られたさまざまな洞察を、備忘録として記録しておきます。今回はその1。

その1:学びとは何か?
「読書と内省で培った思考力をもって、新しい環境でのナマの経験から、どれだけ普遍的な知識をうみだすことができるか?」というミッションを自らに課し、今回の研修に臨んだ。

最初に気づいたことは、経験それ自体に価値があるわけではないということだ。経験を通じて、自分は何に心を動かされ、何を想像し、何を考えたのか。そして、それらの断片を統合して創りあげた「知」をこれからの人生にどのように繋げていくのか。ということを、肌身をもって世界と対峙しながら、絶えず反復して思考し続けるという営みにこそ価値がある。それがすなわち、「学び」の価値である。

新しい環境下での学びを最大化するために重要なのは、自分の既存の好き嫌いの感情を殺すことだ。

現在の自分にとって、合理的なこと、楽しいこと、気持ちの良いことだけを選び取って行動する。それだけで何かを知った気になることは、たいへん危険な行為である。なぜか。人間は、自分の価値観が中心におかれた生に慣れると、だんだんと自分が見たいと思う世界しか見ようとしなくなるからだ。自分にとって都合の良い世界とは、ほとんどの場合、自己の欲望に歪められた薄っぺらい、窮屈な世界である。

現在の自分にとって、苦痛であること、まったく共感できないこと、つまらないと感じることを、ありのままに自己に取り入れてはじめて、新しく何かを「学ぶ」チャンスを得ることができる。

つまり、学びとは、取り込んだ異物によって自己を積極的に破壊し、再構築するプロセスである。「郷に入っては郷に従え」という諺の本義は、おそらくここにある。逆に言えば、異物を異物として退け、自分の脳みそだけで、ものごとの意味・無意味のラベリングを正確にできると思い込む傲慢さは、われわれの人間的な成長を妨げる最たる原因なのだろう。


ー実践は学びを通じて立てた仮説を軸に、自分自身をアップデートするためのきっかけである。

大学生でここまで感じ取れるのは本当に素晴らしいことだなと思うし、
学んだことを軸に実践しないと、この気づきは得られなかったと思います。

「経験それ自体に価値はない」
これはまさにそうだなと思います。

どこかに行った、何かをした、何かを食べた。
これらに意味があるかというと、語弊を恐れず言えば、「現象」に過ぎない。
ただ、そこにある、ただ起こっているだけなのだ。

そこから、何を感じて、自分の中で知識を知恵に変換し、どう行動を変化させるか。
それこそが重要なのではないかと私は考えています。

また、けいしんが言う、好き嫌いの感情を殺す価値は、
自分が学びを得るためのラーニングゾーン(ストレッチゾーン)に出るために必要なスタンスであり、
クリティカルシンキングに必要な態度(Attidude)でもある。

けいしんのこれからの成長が楽しみです。

Be a Tiger!!!

 

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