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【海外インターン参加者インタビュー】「頑張った」と胸を張って言える経験を

藤田桜子さん
  • 2025/12/14 19:10
  • シンガポール
  • 営業
  • インターン後

海外インターンシップ参加者インタビュー
藤田桜子さん

 

今回は、シンガポールで営業に挑戦された藤田さんにインタビューをしました。

東南アジアでのインターンに興味がある方・営業に興味がある方は必見です!

 

 

 

 

「頑張った」と胸を張って言える経験が欲しかった

 

なぜ海外インターンに挑戦することを決めたのですか?

 

就活のタイミングで、「大学に入ってあまり頑張っていないな」って気づいたのがきっかけです。

 

小中高まではバスケ一筋で、バスケを頑張っていれば充実していました。でも大学は部活に入っておらず、自由にやりたいことをやっていて。

それはそれで楽しかったんですけど、何か一つ「これを頑張った!」って胸を張って言える経験が欲しかったんです。

 

また元々、海外に行ってみたかったし、働いてみたかったという思いもあったんです。

それで、ワーホリと海外インターンを検討していたんですけど、海外インターンに決めました。

 

 

なぜワーホリでなく海外インターンを選んだのですか?

 

私は京都の観光地でバイトをしていて、外国人の観光客の方が多いのもあり、バイトの接客でも結構英語を使うんですよね。そうなると、ワーホリでカフェやレストランで働いて得られる経験って、京都でもできてるんじゃない?って思ったんです。

それに就活が早期化しているので、1年まるまる活動すると就活に間に合わなさそう*で。半年でガッとやりたいという思いもあり、それができそうな海外インターンを選びました。

 

*藤田さんは3回生と4回生の間に1年休学をされました。

 

 

なぜこのインターン先を選んだのですか?

 

アジアが良さそうだなとは元々思っていました。

その中でも、公用語が英語と中国語のシンガポールが特に魅力的に映りました。というのも、父が長年中国で働いていたこともあって、中国語に関心があったんですよね。

 

そして決め手になったのが、企業のコピーです。

この企業のインターン募集ページには「成長意欲が無い方はお断り!」って書いてあって(笑)。

インターンは打ちのめされるくらい本気で頑張りたいと思っていたので、これだ!と思いました。

 

 

※以下が実際の募集ページの画像。冒頭に「成長意欲が無い方はお断り!」と書いてあります。

   

 

 

努力の末、最後は結果に

 

インターン中はどのような業務をされていましたか?

 

半年間、営業を中心に活動していました。

 

最初はどのインターン生も商談のアポイント取り(インサイドセールス)からスタートで、英語でレストランなどにアポを取って、先輩にアポを渡すっていう流れでした。

 

2〜3週間くらい経ったら、「自分で営業しよう」というフェーズになりました。

自分でアポを取って、自分で営業する。残りの期間はずっとそんな感じでした。

 

後半は、自分が受注したお客様のサポートも増えていきましたね。

 

 

飛び込み営業もあったんですよね? 

 

※飛び込み営業:アポイントを取っていないお店や会社を直接訪問して、その場でアポを取ったり商談を行ったりすること。

 

そうですね。

正直、インターン前から「ちょっと嫌かも」って思ってました(笑)。

募集ページにも飛び込み営業をすることは書いてあったんですけど、「英語で自分にできるの?」「すごい断られるんだろうな、辛そうとは思っていました。

 

 

実際にやってみてどうでしたか?

 

最初の1ヶ月は本当に大変でした。自力でアポを取るのが頭打ちになって、飛び込み営業を続けることになったんです。

忙しそうに働いている人にいきなり話しかけなきゃいけなくて、最初の一歩を踏み出せず、店の前に立ち尽くすこともありました。

 

「10件/1時間」という目標があったんですけど、全然達成できなくて。

でも「やるしかない」って振り切ったんです。

そうしたら、だんだん数もこなせるようになってきて、自信もついてきました

 

そして最終的には、飛び込み経由で大きな受注が取れたんです。100件以上飛び込みしたと思います。自分の中でターニングポイントになりましたね。

 

後半からは自分で受注したクライアントの数も増えたので、飛び込みはほどほどに、アポを他の方からいただいてからの商談スタートがメインになりました。

最後の1〜2ヶ月は顧客サポートはサポート専門の部署の方にやってもらって、私は営業に集中して、受注を1件でも多く取れるよう努めました。

 

 

インターン中に嬉しかったことはありますか?

 

担当していたお客様に「日本人のお客さん増えたよ」って言われたのが一番嬉しかったです。

 

広告は効果が出るまでに時間がかかることもあるので、私の半年のインターン期間に効果を実感して喜んでもらうのは難しいかもって思っていたんです。

でも、ちゃんと喜んでもらえた。しかも、ずっと担当していた、飛び込みで受注したお客さんからそう言ってもらえたんですよね。それも相まって本当に嬉しかったです。  

 

 

インターンを通しての学びは何かありますか?

 

「挑戦」が私の中でとても大切だということに気付かされたし、これからも大切にしていきたいと思いました。

 

シンガポールという新しい土地で色々な経験をして、挑戦すればするほど自分の視野が広がるのを実感しました。環境からの学びもたくさんありましたね。

 

あと、目標を常に追うという強い気持ち、それを達成するために徹底的に考え続けることの重要性も感じました。

 

 

また、営業として、お客さんに自分の思いを伝えて、誠心誠意向き合うのがやりがいだったんですけど、その中で「人に喜んでほしい」という思いが自分の根底にあることに気づきました。

 

インターンの前は「自分って本当に人に喜んでほしいのかな」「自己成長や稼ぎの方が優先度が高いのかもしれない」とも思っていたんです。

でも実際に働いてみると、「人に喜んでほしい」っていうのが自分の根底にあることに気づけました。

 

 

 

 

今後も挑戦は続く

 

今後のキャリアについてはどのように考えられていますか?

 

11月に帰国して、今は色々な会社の選考を受けています。

見ている業界は、主に商社、ゼネコン、デベロッパーです。

 

理由は、シンガポールで「人に喜んでもらえる仕事がしたい」という思いに気づきましたが、今後自分がしたい社会貢献を考えたときに、次はBtoBでもっと大きな規模感で、多くの人に喜んでほしいと思うようになったのが大きいです。

また海外で働きたいという思いもあるので、それが選択肢になるような環境が良いというのもありますし、今後もチャレンジングな環境で働きたいからというもがあります。

 

 

最後に、休学や海外インターンを検討している人へメッセージをお願いします!

 

大きなコストや時間がかかるものでもあるので、踏み出すのに躊躇しますよね。

踏み込んだ後の自分って本当に大丈夫なのかなって思うと思います。

でも、まずは飛び込んでみることをおすすめしたいです。

 

私もインターン中は、都度軌道修正をしながらの挑戦でした。

最初から最後まで道筋を立てて、その通りになることなんてなかなかないと思います。だからこそなんとか踏ん張って改善していくのが大事だと思いますし、それが大きな成長に繋がると思います。

 

インターン、休学は未来が見えない中での大きな挑戦です。

でも、まずは自分を信じて踏み出してみてほしいと思っています。

ぜひ、その環境でどれだけやるか楽しむぞ!という気持ちで踏み出してみてください。

 

 

また海外インターンをすると、大学生だと普通は関われないような人との出会いがたくさんあります

これは一生の中で大きな財産になると思いますし、大学生で「若くしてチャレンジしている」からこそ気にかけてくれる人と出会えるという面もあると思います。

そういう意味でも海外インターンをおすすめしたいです。

 

 

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

藤田さんのお話を通して、海外インターンの価値を感じていただけたのではないでしょうか。

 

 

もちろん大変なこともありますが、その分圧倒的な成長を手に入れることができるのが海外インターンシップです。

特にこのインターンでは、本気でやり抜いて成長したい人にはとてもおすすめです。

 

 
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藤田桜子さん

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