・海外インターンシップってどんなことをやるの?
・自分にもできるのかな?
・インターンを頑張ったらどんな自分になれるんだろう?
海外インターンシップにまだ参加したことない方にとって、わからないことだらけ、面白そうだけど飛び込むのが不安…と思うのは当然です。
そこで、今回は実際に海外インターンシップに参加している方にインタビューを実施!
なんでインターンに参加したの?どんなことをしているの?どんな成長ができた?など、インターンシップをすることがグッと身近になるお話を聞いてきました。
海外インターンシップに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
●プロフィール
中川 大幹
あだ名:ポンチ
年齢:22歳(インタビュー時の年齢・2001年生まれ)
大学:上智大学外国語学部英語学科 開発経済学専攻(4年目を休学中)
趣味:ダンス
現在アフリカで2023年6月下旬〜12月まで約6ヶ月間のインターン中
●中川さんの参加している海外インターンシップ先企業はこちら
ルワンダのコンサルティング会社でオフショア事業を推進するインターンシップ
・中川さんはなぜ海外インターンシップに挑戦することを決めたのですか?
過酷な環境で退路を絶って、武者修行的に成長したいと思ったからです。
私は大学3年生が終わり、就職活動を目前に控えた4年生のタイミングで休学をしています。理由は、自分の将来のキャリアを考えた時に明確にイメージできるものがなく、このままの状態で就職を始めるのではなく、一度自分自身を見つめなおす時間を作りたいと思ったからです。
そこで、海外インターンシップに参加することで、一度過酷な環境に身を置き、退路を断つことを決めました。
・その中で今のインターン先企業を選んだ理由は何だったのですか?
元々大学では、開発経済学を学んでいました。その一環で、ルワンダは内陸国であることの影響でインフラが不足し、港湾都市からの輸送費が高くなるために発展しにくいといった、特有の問題があることを知りました。そういった自分の興味分野を知識として終わらせてしまうことが勿体無いと思い、ルワンダでのインターンシップに興味を持ちました。
また、大学の授業で総合商社勤務の方が授業をしていて、その話を聞いている中で今後アフリカが伸びてくるんじゃないかという感覚もあり、面白そうだと思いました。
あとは昔から人と違うことがしたいという性格もありますね(笑)
・中川さんのインターンシップでの業務内容を教えてください
日本からオフショアの新規の案件が入った際に、ISO規定チェックの資料作成(品質管理)や、工程の中でのトラブル対応、現地スタッフがわからない日本語の翻訳、スケジューリング、事業計画の作成など、一連の流れを現地メンバーが実施できるようにマネジメント・チーミングすることが主な役割です。現地のメンバーがどれだけアウトプットの効率を上げることができるかを考えて、そのためにできることを全てやるようにしています。
・インターンに参加してみて、現地人のイメージは変わりましたか
ルワンダ人は真面目で、集中力があるところは日本人と気質が近いと感じました。勝手にイメージしていたよりもおとなしいし、ガツガツしていない人も多いです。しかし、時間に関してはルーズですね。仕事の内容によっては土日の出勤がたまにあるのですが、その時に出社してくれる希望者を募ると、積極的に手を挙げるのですが、なぜか遅刻するんです(笑)
そういった国民性、文化的な価値観を理解して接することは重要だと思いました。
・業務内容が現地スタッフのマネジメントとのことですが、その中で大変なことはなんですか?
最初は特に「マネージャーとは何か」を考えるのに苦労しました。もちろん上司にも色々と相談しながら決めていくのですが、それでもインターンは裁量が大きい分、自分で考える必要があります。本を読んだりもして、マネジメントについて学びました。
これまでの人生でもリーダーシップを取ることは結構経験してきました。しかし、仕事とこれまでの経験は違う部分もありました。
違いの一つ目は責任の重さです。これまでの経験も責任がなかったわけではなかったですが、インターンで担う責任の中で、自分の行動や判断の与える影響を深く考えるきっかけになりました。例えば、私が責任感を持たず、適当に仕事に臨めば、現地人の仕事を奪うことにもなり得るのが、これまでとの裁量権の大きさの違いです。
二つ目は、人のモチベーションや目的意識を考えることができました。例えば、ルワンダ人は給料が上がることが強いモチベーションになります。メンバーが何のために働いているのかを理解し、彼らにあったコミュニケーションを常に意識することで、チームとして目的意識を統一することができました。その甲斐もあって、結果的に新規案件の獲得などの大きな成果をチームで残すこともできました。
・中川さん自身の仕事のやりがいは何ですか
自分が介在することの影響や変化を感じられることです。マネジメントの仕事で大事なことは、どれだけ従業員のアウトプットをあげることができたかです。自分がそのために動いてその効果が得られた時にやりがいを感じます。
・普段の仕事で意識していることは何ですか?
「目線を下げても、次元を下げるな」ということです。
意味は相手目線を尊重し、チームに寄り添いつつも、
しかし同時に彼らへ寄り添いすぎて、達成目標を妥協したり、
・ここまでたくさんの経験をしてきていると思いますが、中川さんが残りのインターン期間で成し遂げたいことは何ですか?
これまでは新しいことにどんどん取り組んできましたが、これまでの取り組みを現地の人だけでも回せるようになってもらいたいので、その仕組みづくりにチャレンジしたいです。
現在は新しい仕事が入ると、それをどう進めるかの形を作るところは自分がおこなっています。しかし、これまでのインターンの先輩方が残していただいた過去の資料をみても、とても良い取り組みや仕組みがたくさんあるのに、実際にそれを主導したインターン生がいなくなるとその良い取り組み自体も継続していないことが多いことに気づきました。
なので、自分のインターン期間が終了した後も、これまでに自分が取り組んできたことを現地人だけで継続できるように、各スタッフに役割を持ってもらいながら、継続できる仕組みを整えていきたいと思います。
・インターン参加前と参加中で自身の一番の変化は何ですか
行動に移す速さが身についてきたことです。
インターン参加前から「能動」を今年の目標に掲げていました。コロナ以降、なかなか思うように行動できず負の連鎖になっていたので、休学も機に能動的に行動することを意識していました。
その中でも行動するためのタスク管理が上手くなってきたと自覚しています。
自分のタスク管理は、金曜日に次の一週間分のスケジュールを作るようにしていて、最初の方はそれを上司に確認してもらってスケジュールの立て方を学びました。例えば従業員が作業中に声かけすると邪魔になってしまうので、仕事を依頼する時間を決めたりと、細かな行動にも意図を持って計画を立てることができるようになりました。
・インターンに参加したことで、日本にいた時には気づかなかった自分の一面はありましたか
自分が人と関わることが好きで、かつ得意だということに気がつきました。
日本にいる時の自己認識として、自分はチームワークが苦手だと思っていました。これまでの経験でも生徒会長などの立場で自分がリーダーとなり、周りを動かすことはできましたが、一員となることは苦手だと思っていました。
これまでは人とどう関わるかというところを真剣に掘り下げたことがなく、漠然とした苦手意識があったと思います。しかし、現地のスタッフと向き合い、ともに働く中で、人と関わること自体が好きになってきました。
誰とでも打ち解けられるスキル感覚はあると思うので、それをインターンでの信頼関係の構築に活かすことができていることは嬉しいです。
・最後にインターンシップへの参加を検討する方にコメントをお願いします。
インターンシップなので、自分から動く行動力は必要ですが、自分で行動をすれば爆速で成長できる環境は整っています。
日本にいるとなんだかんだいろんな言い訳をつけて逃げられてしまうと思いますが、退路を絶って成長したい方にはおすすめです。
特に今働いているインターンシップ先は、アフリカなので時差もあり、とにかくインターンに集中するしかない。自分の成長にフォーカスできるので自信もつくと思います。
本気で頑張れる環境を求めている方はぜひ挑戦してみてください。
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いかがでしたでしょうか。
中川さんの挑戦を通して、海外インターンシップに参加することの意味、どんなことが得られるのか、どんなやりがいがいがあるのかなど、具体的にイメージできたのではないでしょうか。
↓中川さんが参加したインターンシップはこちら↓
ルワンダのコンサルティング会社でオフショア事業を推進するインターンシップ
簡単ではありませんが、その分圧倒的な成長を手に入れることができるのが海外インターンシップです。
その中でも、中川さんのようにリーダーシップを発揮して、マネジメントに挑戦するなら一押しのインターンシップ先なので、ぜひチェックしてみてください!
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