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北欧の小国エストニア、世界屈指のIT立国となった要因。

T96
  • 2019/04/05 00:00
  • エストニア
  • 社長直下
  • インターン前

1991年 旧ソ連崩壊

 

 ここが今や世界1とも言われる電子国家エストニアの歴史の始まりである。

 

人口約132万人、国土は日本の約9分の1ほどの小国は、現在オンラインでほとんどの公的手続きが可能であり、国民のIT能力も非常に高いIT先進国として知られている。

 

また、オンラインでの企業も容易であり、その結果としてSkypeの発祥の地であることも有名だ。

 

 

 では、なぜわずか数10年の歴史で世界屈指のIT化を進めることができたのか?

 

①旧宗主国の遺産

 

ソ連は様々な産業を各地域ごとに集中させており、エストニアにはIT関連の施設が残されていた。

 

そこでエストニアはそれらの技術を利用し、国家をゼロから再構築することを目指した。

 

他国のようにITに依存しない昔ながらの伝統的なシステムを持っていなかったため、初めからITを利用したペーパーレスな国家を構築することが可能だったのである。

 

②旧宗主国の脅威

 

独立を達成したとはいえ、旧ソ連は隣国である。

 

そのため再び侵攻され土地を奪われるリスクも消えたとは言えない。

 

そこで構想されたのが、土地に依存しない国家だ。

 

仮に侵攻され土地を奪われたとしても、国民一人一人がIDを持ち、政府の情報もオンラインで管理されているとなれば、国としての機能は奪われることがないのである。

 

 

 このようにしてIT化を進めたエストニア。

 日本がこれからの時代も先進国であり続けるためのヒントは、この北欧の小国に隠されているのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

T96

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