日本列島北部周辺、とりわけ北海道の先住民族であるアイヌ民族。様々な苦労がありながらも、アイヌ民族は独自の言語や宗教観、古式舞踊や文様など、独自の文化を発展させてきました。そして今年7月、北海道白老町に民族共生象徴空間「ウポポイ」がオープン。自然との共生や民族共生を考える一歩として、アイヌの歴史・文化を学び次世代へ紡ぎましょう。
同じ日本に住む民族として、アイヌ民族の歴史と今を知ろう。
2020年7月に、北海道白老町にアイヌ民族をテーマにした全国初の国立施設として民族共生象徴空間「ウポポイ」がオープンしました。ウポポイは、日本の貴重な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展のための拠点であり、先住民族の尊厳を尊重した多様な文化を持つ社会を築いていくための象徴として創られました。
素晴らしい大自然に囲まれた北海道の地に根付き文化を発展させてきたアイヌ民族ですが、残念なことにアイヌ民族について歴史や文化を理解している日本人はそれほど多くありません。
2019年4月に施行された「アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律」。この法律では、第一条で「北海道の先住民族であるアイヌ」と述べ、その先住民性を認めた点が注目されています。
今回は、「ウポポイ」のオープニングセレモニーで政府代表として挨拶をされた、前内閣官房アイヌ総合政策室長の刀禰俊哉氏をゲストに、アイヌの歴史と文化、これからについてお聞きします。アイヌ民族について理解を深め、自然との共生や民族共生について考えましょう。そして、素晴らしいアイヌ民族の歴史・文化を次世代に紡ぎましょう。
<登壇者プロフィール>
刀禰 俊哉(とね としや)氏
1961年大阪府生まれ。1984年大蔵省(現 財務省)入省。 前 内閣官房 アイヌ総合政策室長、内閣府 アイヌ施策推進室長、国土交通省 政策統括官 兼 観光庁。 佐久税務署長、在カナダ日本国大使館参事官、財務省主計局主計官、国税庁長官官房審議官(酒税等担当)、内閣府規制改革推進室次長、関東信越国税局長、財務省サイバーセキュリティ・情報化審議官などを歴任し、本年7月退官。
<ファシリテーター>
タイガーモブ 株式会社 代表取締役 菊地恵理子
関西学院大学総合政策学部、寿司アカデミー、Lee Kuan Yew School of Public Policy ”ASEAN地政学プログラム”卒。在学中は中国、蘇州大学へ半年間留学し、その後上海外資系5つ星ホテルにて通訳・翻訳・VIP対応として半年間インターンシップを経験。また、韓国~中国~東南アジアをバックパッカーとして、3ヶ月で8カ国を周る一人旅kikutripを実施。 世界中の人々のモットーを集める。人材ベンチャー入社し、1年目は採用コンサルタントとして営業を、2年目では海外事業部を起ち上げる。2016年タイガーモブ株式会社を立ち上げ、世界41ヶ国約300件以上の海外インターンシップ、短期海外研修の機会を提供している。2017年全国商工会議所女性会連合会主催女性起業家大賞スタートアップ部門特別賞、EY Winning Women 2018ファイナリスト受賞。
2019年に妊娠し、出産直前まで逆産休制度でセブに2ヶ月間滞在。2020年6月出産後は北海道に拠点を移し、大自然の中で子育て&リモートワークを実施中。北海道阿寒摩周国立公園を舞台に、自然と人との共生やサステナブルな暮らしを探る4日間のNature Program in Hokkaidoプログラムを開催。ご近所さんがアイヌの方。
<開催概要>
・開催日時
2020年11月11日(水)19:30-21:30
<イベント内容>
・イベントの趣旨、zoomの使い方などの説明
・刀禰俊哉様による「アイヌ民族の歴史と今」
・質疑応答
・感想、写真撮影、タイガーモブからのご案内
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