TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/スリランカの体験談:スリランカ合宿体験談⑤牧野麗香
◎社会人10年目29歳(女)が海外インターンシップに飛び込んだワケ
ワクワクすることが大好きで、いろんなことを吸収したいと常日頃から思っている。
…といっても、97%くらいは無意識の中での話で、意識して何かをしているわけではない。
なので、はたから見れば出しゃばって野性的に動いているヤツ、
それが私、牧野麗香29歳社会人10年目の県職員。
さて、なぜ今回海外インターンシップに参加したのか。
結論から言うと、心が揺さぶられたから。
もう少し言うと、感情にダイレクトに響いたから。
参加すると決めて、申し込んで、出国の日を迎えるまで、
私は海外インターンシップに参加すること、しかもスリランカに行くことを
身内以外にはほとんど伝えなかった。
だって、
「なんでスリランカなの!?」
「海外でインターンなんてすごいね!?」
って絶対聞かれるじゃん。
別に聞かれてもいいけど、理由なんてないし。毎回同じ話するの面倒くさいし。
でも、いずれ聞かれるだろうから、後付けの理由を考えて日本を後にした。
スリランカに行けることだけを楽しみにしながら…
(つまり、この時点ではインターンシップ要素は私の空っぽの頭からは抜け落ちていました。)
◎スリランカ合宿を通して私に起こった変化
①まず、3kg体重が増えていた。
考えられることは2つある。
a)ごはんがおいしすぎる!
何食べてもおいしい。
海外あるあるの「うえ~なにこれムリムリ」というものが一つもなかった。
(正確には一つだけ無理なものがあった。ウッドアップルだけは食べ物じゃない!)
スリランカの食事は日本人にあっているのだと思う。
b)やたらと量が多い
一食とか一人前を、日本の感覚で考えていると大変。
滞在中は基本、満腹状態だった記憶がある。
レストランのメニューも「Medium」と「XLarge」の2種類だったり…
毎日2万歩くらい歩いていたので、これくらいの増量ですんだが…
そうでなかったら―――――考えると恐怖である。
②他人の言うことを聞き入れる大切さと他人の言葉を鵜呑みにすることの怖さを知った。
今までに何度か海外を訪れた経験がある。
その都度、様々な理由があって異国の地を訪れるのだが、
理由の一つに「非日常への逃避」がある。
せっかく海外に来たのだから、そこにどっぷり浸かりたいし、
いずれは帰る日本のことなど、わざわざ離れた地で気にする必要はない。
そんな思いがあり、飛行機に乗り込んだ瞬間からモバイルの電源はOFFが常だった。
しかし、今回は逃避している場合ではないので、初めて変圧器なるものを買った。
買っておいて良かった。買いなさいと言ってくれてありがとう。
…の反面、である。
わからないことは人に聞く。これは間違っていない。
ただ、聞いたうえで自分で調べてみることも必要である。
私は今回、自分で調べるということの一切を怠った。
その結果、合宿中の全行程において「お金がない!」と喚き散らして過ごした。
その節はご迷惑をおかけしてすみませんでした。
我が道を行くタイプの私にとって、人の話を聞こうと思えたこと
それが一番の変化である。
そんな感じ。
◎近い未来、海外で働いている自分の姿を想像してみる…!?
海外で働くということを、ふと考えた瞬間があった。
海外で働く自分を思い描くと、拠点を海外に移すということにつながる。
はたしてそれが現実的なものであるのか、今の私にはわからない。
その理由の一つに、現在の仕事にやりがいを感じ、誇りをもっているということがあげられる。
毎日、私の知的好奇心を絶妙な力加減でくすぐってくる。
ワクワクすることをこよなく愛している私からしたら、
この仕事ができることはこの上ない喜びである。
これは、築地魚市の渡辺さんとのお話で気づくことができた。
お話を聞くまでは、海外で働くことへの憧れがあったし、ビジョンも持っていた。
しかし、今はそのビジョンに靄がかかっている。
今まで、猪突猛進ゴールへ向かって一直線…な人生を送ってきた私。
ちょと立ち止まって、回り道をして、時には来た道を戻って…
そんな生き方をこれからしてみようと思う。
もしかしたら、その先には海外での生活が待っているかもしれないから。
◎この経験を活かすも殺すも自分次第…?
さて、今回私が経験したのは“営業活動”である。
しかし、このブログではその内容について全く触れていない。
なぜならば、私は営業というものに全く興味がない。
営業のスキルを身につけたい!とか、将来この業界に飛び込みたい!とか
一度も思ったことがない。
そのため、実感として得られたものは何もない、というのが正直なところ。
スリランカでの8日間は、新鮮で、刺激的で、楽しかった。
それでも、依然と何一つ変わることなく、日常が戻ってきた。
きっと、私の中で今回の経験が本当の意味で自分のものになるには
まだまだ時間がかかるのだと思う。
でもきっと「あぁ、あの時の経験があってよかった*^^*」と思う時が来る。
自分の中で今回の経験を100%吸収できるその時まで、私は走り続ける(予定)
れいか
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