TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/ルワンダの体験談:楽しくて忙しくて悔しかった2週間
こんにちは!
STARTUP AFRICA in RWANDAに参加した、なぎです。
ルワンダでの2週間は毎日が刺激的で、普段あまり使うことのない頭を、常にフル回転させていました。
考えを巡らせすぎて、寝ている間も夢にルワンダ人が出てくるほどでした!
そんな2週間の中で、何を学んだか、何を得たかについて今回は皆さんにシェアしたいと思います!!
(初めてMOTOを利用したときの記念写真)
目次
1、参加した理由
2、ルワンダで学んだこと
3、ルワンダ合宿前と後で変わったこと
4、これから何か挑戦する人へ
5、メンバーへ
1、参加した理由、きっかけ
ルワンダ合宿に参加しようと思ったきっかけは、遡ること11年前、小学3年生の時に観た「ルワンダの涙」という映画からでした。その映画を見て以来、ルワンダは「ジェノサイドの起こった悲劇の国」としてずっと心に残っていたのですが、大学生になって再びルワンダについて調べてみると、驚くことに、「アフリカの奇跡」と言われるくらいに経済発展してきている、とのことだったのです!しかも、ビジネスのしやすさや女性の社会進出、治安の良さは、世界でもトップレベル!一方でGDPを見てみると世界でも最低レベル。えっ、どういうこと?ルワンダで今何が起こってるの?そんな疑問が次々と沸き起こり、これは実際に現地に赴き、自分の眼で見てみるしかない、と思い、参加を決めました。
2、ルワンダで学んだこと
①一次情報の大切さ
これは、プログラム後半でビジコンを行なった際、強く感じたことです。ビジコンでは、ルワンダの課題を解決できるようなビジネスプランを立てるのですが、「自分たちのやりたいこと」と「相手がやってほしいこと」は必ずしも一致しません。私たちのグループは時間に追われてしまい、一次情報を十分に得ることができず、「自分たちのやりたいこと」と「相手がやってほしいこと」と一致しているか、十分確信できないまま本番を迎えることとなりました。一次情報が不十分だと、審査員を説得する力も弱くなってしまい、一次情報の重要性を痛感しました。
②情報の受け取り方
これは、プログラム前半の、様々な人から話を聞いてルワンダへの理解を深める際に、感じたことです。特に、女性の社会的地位について、人によって主張が違っており、
・情報は人の主観で変わってしまう
・人は自分に都合のいい事実しか見ない
ことを再認識するきっかけにもなりました。やはり、1つの情報を鵜呑みにするのではなく、集めた情報を批判的視点から取捨選択して、多面的に物事を見極めることは大切です。
③言葉の壁、言葉の力
ただでさえ、内気で、信頼関係構築に時間がかかると言われているルワンダ人。そんな彼らと深い話をするには、彼らが話す言葉を話せることが大前提となってきます。ルワンダの公用語の一つである英語を、会話のツールとして使いましたが、自分の英語が拙いせいで、聞きたい質問のその先の、深い話まですることができず、とても悔しい思いをしました。
一方、言葉の力というのも同時に感じました。ルワンダ人、とっても日本語を知りたがってくれるのです!ホテルの従業員から、スーパーのお兄ちゃん、市場のおばさん、起業を目指す若者まで、「◯◯って日本語でなんていうの?」って。(そして高確率で「キニヤルワンダ語では△△だよ!」という風に現地語を伝授されます。)その行為が相手を喜ばせると理解して商売道具として使ってるのか、好奇心なのか定かではないですが、自分の国の言葉を積極的に知ろうとし、使ってくれるという姿勢はとても好感が持てます。自分もぜひ外国の人と接するときは実践したいと思いました。
(「なぎさ、おはよ。」と言って毎日オムレツを作ってくれたコンスタンツェ)
3、ルワンダ合宿前と後で変わったこと
①ルワンダ、アフリカに対するイメージ
ルワンダに行く前までは、いくらポジティブな情報を聞いても、ルワンダ、アフリカに対するネガティブイメージ(貧困、伝染病など)が足を引っ張ってしまい、そのポジティブな情報を疑っていました。しかし、実際に来てみて、道路は綺麗だしゴミ落ちてないしマラリアにもかからないし、、、!と次々とイメージが覆されました。特に印象的だったのは、治安が良い、というのが本当だったこと。ルワンダ、夜でもとっても安全、、、!(福岡の夜を一人で歩く方がよっぽど危険な感じがしました)
また、アフリカに興味があるというよりも、ルワンダという国に興味があった私ですが、ルワンダ合宿を通して、アフリカに対する恐怖感、アフリカ人への偏見がほとんどなくなり、アフリカ大陸の他の国にも行ってみたい!と思えるようになりました。
(ただし、私は首都キガリにしか行っておらす、ルワンダ全体を知ったわけではないので、私が抱いたルワンダのイメージにも偏りがあるのかもしれません。)
②言語化する習慣
今までの私は、印象的な体験をしても、「良い体験だったな、心に留めて忘れないでおこう」といった調子で言語化を怠ってしまう”心で記憶”型人間であったのと同時に、日々の生活で疑問に思ったこと、モヤモヤしたこと悔しかったことなどがあっても放置してしまう"忘れて解決"型人間でした。
しかし、ルワンダでの2週間、毎日行われた朝礼・夕礼で、思ったこと、感じたことの言語化を行なって気付いたのは、言語化はその時の思いを忘れさせないためだけでなく、自分の心情の変化や、新しい発見に気付かせる効果がある、ということでした。
また、モヤモヤしてたことや悩みも、言語化してみると意外と大したことなかったりします。
毎日を無駄に生きないためにも、この言語化の習慣は続けて行きたいと思います。
(このブログを書いている今も、何個か新しい発見がありました!)
③1人で考えない
今までは、何かに悩んだり、迷ったりした時、自分1人で解決しようとしていました。そんなことを人に話しても相手のためにもならないし、小さい頃から、あまり人に相談しなくても1人で解決できる人間であると自負していたからです。
しかし、この2週間、1人でいた時間はほとんどなく、常に誰かと話していました。そのうち、一人で考えないことのメリットが、実感としてわかってきました。
まず自分の疑問や心情を言語化し人にそれを話してみることで頭が整理されます。それだけでも大きな収穫ですが、さらに相手がフィードバックをくれます、そこからさらに自分の考えも深まり、、、って、良いことばかり!!
このことに早く気づくことができてよかったです。
(敢えて自分と価値観の違う人に相談してみると、自分一人では絶対に得られない視点を得ることができるかもしれないので、より効果的かもしれません!)
4、これから何か挑戦する人へ
何かに挑戦するって、勇気のいることです。挑戦してみて、成功するにせよ失敗するにせよ、その過程で自分のできないこと、嫌なところなど、必ず見えてきてしまうと思います。
でも、その時にただただ落ち込んで自信をなくしてしまうのは、とってももったいないです。
人生とは、「付け足し」の連続です。
「自分これできなかったなぁ。」と、できなかったことを客観的な事実として受け止め、「じゃあ、明日からは〇〇しよう!」と、地道に付け足していくのです。それを続けていくことで、いつしかできることが増えて行き、人は成長していくんだと思います。
私は、プログラムの後半で、このことに気付かされたので、もっと早くに気づけばよかった...と後悔している部分もありますが、
いやいや、私の人生まだまだ続いていく...!
ここからが勝負なのです。
5、メンバーへ
この2週間が充実していたのは、間違いなく優秀なメンバーのおかげだと思っています。みんなそれぞれ自分の興味関心分野を持っていて、それを軸にしてビジコンをやり遂げた姿、軸ブレブレな私からしたらものすごく羨ましかった。私もみんなに負けないように、やりたいことを見つけるため、また、できることを増やして自信をつけるためにも、これからも色んなことに挑戦し続けて行きたいと思います!!(あと、どんな時でも私のことを励ましてくれて、同時に叱ってもくれた同室のた↓な↑か↓、ありがとう。)
以上、なぎからでした!ムラベホ☺︎
なぎ
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