TOP/海外インターン体験談(タイモブログ)を読む/インドネシアの体験談:とにかく”ACT”!!! 何事も行動力だと学んだ8日間 in Bali
こんにちは。私は、高校3年生の滑川由記です!今回、私は高校2年の春休みに、8日間の 【ACT】 U20対象のグローバルリーダーズリーダーズキャンプに参加してきました!!!
そこで私が感じたこと、挑戦したこと、変化したこと、成長したことなどを書きました!!
(▲ greenschoolの生徒が行っていた子犬のためのドネーションに参加した時のもの)
目次*
1|参加理由
2|ACTで学んだこと
3|自分が具体的に実行していくこと
4|ACT参加前と後で変わったこと
5|全体を振り返って
6|これから何か挑戦する人へ
(▲ 今回同行してくれた香苗さんと空港で)
1|参加理由
将来のビジョンを明確にすること、自分の視野を広げ、新たな価値観を手に入れること。
そして、刺激的で大切な人と出会うこと。
2|ACTで学んだこと
ACTでの8日間は常に刺激的で、すべての時間が貴重で一瞬も無駄にしたくないという思いでした。
このACTのプログラム内容としては、課題解決プログラムでは2日間かけて、自分の興味のある分野の課題解決をするプログラムと、コーヒー農園、カカオ農園、バンブーファクトリー、グリーンスクール等の見学、sure-coでの高間さんからのトークセッション、起業家の方がたのトークセッション見学、などが主なものでした。
(▲ sure-coのオフィスでの高間さんのトークセッションの様子、私は手前のポニーテールの人)
●課題解決プログラム
課題解決プログラムでは、自分が興味のあった、 ” if you would build your own tourism business in bali, what will it be? What impact will it bring to the guests and locals? ” について、メンバーと一緒に課題解決に取り組みました。
まず1日目は、解決策になりそうな案をバスの中で出しまくりました。
具体的には、ココナッツ風呂、バンブー風呂、インスタントナシゴレン(ナシゴレンとはバリで超定番の混ぜご飯のようなもの)、インスタムのココナッツ関連のステッカー作り、ココナッツ灯篭流し、バンブーサーフボード、などなどありましたが、2日間という短い限定された時間の中で実際の実行までつなげる。
という目標を掲げた結果、ココナッツの殻を使ったココナッツフルーツポンチの作成を考えました。
(▲写真左:実際に作った広告 写真右:実際にカフェで作業風景)
値段設定、具体的なメニューとしてのニーズ調査、インスタグラムでの拡散を考えた時に求められる見た目としてのニーズ調査などをするため、チャングーというバリ有数のビーチスポットで、計100人以上の観光客とカフェオーナーの方々にインタビューをしました。
そのインタビューをする時は、全員が全員、優しい対応をしてくれるわけではないので、かなりタフだったのですが、毎回インタビューをするたびに先入観とプライドがなくなっていって、メンタルが強くなりました。
100人を目標をしていたので、目標が達成できた時の達成感は半端ではなく気持ちよかったです。
2日目は、インタビューで得た情報をもとに実際にビーチに行き、あるカフェのオーナーの方にお願いして、実際に商品の試作を作成して、サンプルを観光客の人、オーナーにフリー提供をして、貰ったフィードバックをまとめて、その日の13:00からのsure-coでの成果発表に生かしました。
商品の案を考えた経緯としては、ココナッツウォーターが売られた後のココナッツの殻がほぼ完璧に綺麗な状況であるにも関わらず、ビーチのいたるところで不法投棄されていたり、ココナッツの殻を廃棄するためにカフェのオーナーの方々はゴミ業者に定期的に廃棄料を払っていることがわかり、どうにかココナッツの殻の良い再利用法と問題解決法はないか、と考えたためです。
ココナッツウォーターとして売られたココナッツの殻を回収し、半分に分断して、カットフルーツなどと炭酸飲料でココナッツフルーツポンを作成します。さらにその殻を回収するため、殻を戻してくれた人には5000ルピア(約50円)を返却します。
その後のビジョンとしては、回収した殻は、個人契約するココナッツ業者のもとへと渡り、ココナッツの殻からスプーンを作り、それらを実際にフルーツポンチを食べる際に使ってもらう、というもので、循環するサイクルを明確にしました。
(▲写真左:協力してくれた優しいカフェのオーナー方 写真右:試作様子)
何もない0の状態から知恵を絞ったり、一生懸命考えて行動するのがすごく楽しかったです。二日間の問題解決プログラムを通して自分の行動力と直感力がさらに伸びたように思います。
●グリーンスクール訪問
(▲Green school にて)
グリーンスクールでの見学は刺激的で夢のような衝撃的な場所でした!!建物はすべて竹を主な材料にしていて、敷地内に入った瞬間、竹の持つ自然のパワーと、集会会場から聞こえてきた、私の大好きなQUEENの歌を生徒と先生が大合唱していたのが聞こえてきて、第一印象から衝撃的すぎて、感動で涙が出そだったし本気でこんな学校にいっていたかった!!!と思ってしまいました。
と同時に、こんな教育を受けたらどうなるんだろう、と考えてしまいました。3歳からやり直すなら、グリーンスクールに入っていたかも、笑。見学中は夢見ごごちで、思わずスキップをしていたほどワクワクの詰まった場所でした。この経験から、もっとグリーンスクールのような自由なクリエイティブに学びを楽しめる教育機関を私も将来提供して行きたいなと思いました。
●個人ワーク
プログラムのコンテンツと同時並行で、私は個人ワークとして ”人の幸福度調査” も行いました。
あなたが幸せの時はどんな時?一番欲しいものは?幸せ度を数値で表したら?などといった共通の質問を様々なバックグラウンドを持つ人々にすることで、どういう違いが出るのかを見たかったからです。
それによって、自分なりの解釈としては、自分のやりたいことを選択して、責任感を持っている人ほど、充実感、満足度が高く、幸福度が高かったです。また、生活が裕福になる程、クリエイティブな思考や挑戦、向上心が見られやすかったように思いました。
3|自分が具体的に実行していくこと
日本で起こっている問題を明確にして自分から行動して、問題解決をする。日常の問題を見過ごさないようにしたり、何が今世の中で必要とされているか、自分に何ができるかを常に考える。
日本のボランティアチームに所属して、 ACTのプログラムで出会った、最高に優しくて面白いニラさんがバリで行っているバリのためのボランティア活動の架け橋隣る存在となり、実際に日本からの支援を実現する。
企業して、世界的な起業家になって、世界を変える。
4|ACT参加前と後で変わったこと
私は、感受性が豊かで、たくさんの感情を日々感じすぎるくらい感じているのですが、その感情を言葉にしたりまとめるのがあまり得意ではありませんでした。
思っていることが話している間に溢れてきてしまって、支離滅裂になることもしばしばでした。しかし、毎日の朝礼、夕礼でみんなの前で自分の目標設定と振り返りを話す機会の間に、どうやったらうまくまとめられるか、と試行錯誤して、ネットの記事を読んだり、より具体的な目標設定を作るべく、前日にしっかりをしたリサーチを準備して臨んだりする中で、わかりやすい説明や簡潔なまとめ方などを体得しました。
レベルの高い他のメンバーの課題設定を聞く度にすごい!という思いと、自分も頑張らなきゃ!と思える本当に刺激的な時間でした。
今までは、多々漠然として自分の核心が分かっていませんでしたが、メンターや起業家の方々の話を聞いてい区中で、将来自分は起業家になりたい!という強くなっていきました。
その思いが強くなったきっかけは、『やりたいことを仕事にする』というお話しをお伺いした時です。
私は自分のやりたいことをそのまま形にしたいから、自分の手で世界を変えたいから会社経営がしたいと思っているのか!と気づくことができました。
(▲ カカオ農家見学にて)
また、もともと私は刺激をもらえる頑張っている人を見たり、そういう人の話を聞くのは本当に大好きだったのですが、自分の現状といつも比べてしまっていて、どうして自分はできないんだ、といった思考に陥ってしまいがちでした。
今思えば、その思考を自分の成長を前進するために使えず、どんどん自己肯定感が下がっていました。最終日の振り返りの日、そんな自分の素直な思いを本当に信頼のできるメンバーみんなにそのまま最終日に伝えました。
話していると何故だか涙が止まらなくなっていました。けれど、みんな私の思いを全力で受け止めてくれて、私を私として認めてくれたのが本当に本当に嬉しかったです。
由記が由記だからみんな由記のことが好きなんだ、由記らしくない由記はみんな求めてない、と言ってくれて涙が止まらなかったです。自分は一人じゃないんだ、自分は自分でいいんだ、みんなを信頼して本当に良かったと思いました。
みんながもっともっと大好きになったし、素晴らしい仲間を持てて私は本当に幸せです。私も一生懸命みんなに感謝を伝えていきたいと思ったのもこれがきっかけです。そして、前よりも自分の考えを持ち、きちんと伝えられるようにしよう!努力しています。
将来の夢も、進路についても人に聞いてばかりだった私は、問題性に気づいていなかったです。自分で決めて、自分で責任を取る、ということの重要性をメンターの方々から教えていただきました。自分のことは自分で。そう決めてから、自分の気持ちをちゃんと聞いてあげようとする機会を増やしました。それによって、自分を突き動かす意志を感じながら行動できるようになってきました。
ACTに参加したとこで、大いに成長でき、結果、大成功だったと言えます!
課題解決方法を体得し、自分が課題解決ができるのだという自信にもつながりました。新たに見つかった課題も多くあるので、「自分なりのACT」を今からどれだけできるか、がむしゃらに頑張りたいと考えています。
自分にできることはなんだろう、自分がやりたいことはなんだろう、と常に考え、チャンスはあるときに絶対に掴み取る!と思っています。
早速、行動力を向上させた私は、バリでのプログラムから日本に帰ってきたその日の午後6時から、東京での開催が予定されていた、高校生主催の日本の未来について考え、意見を発表するイベントにエントリーを頼み込んで飛び入り参加。
日曜に開催されるイベントの参加も、その日の正午までのエントリー締め切りだったのですが、何度も頼み込んで皆さんの協力のおかげでエントリーをすることができました。
すべての対応をしてくださった方々には本当に本当に感謝です。なぜそこまでしてその日のイベントに参加したかったのか、それはACTで学んだ行動力や、やる気を実行に確実に繋げたかったからです。
直感的に、今チャンスがあって、今何か実行したら私の中で絶対に未来が変わる!!!と思いその日のうちに何か行動しなきゃ、と思っていました。
5|全体を振り返って
毎日帰るのは夜遅くで、部屋に戻ったらくたくたでシャワーを浴びるのも大変だったくらいだけど、全く辛いというようなネガティブな感情がなくて、充実感いっぱいの忙しさでずっと楽しかったです。
「大変だ」、「忙しい」、ということと、「辛い」、はイコールにならないし、好きなこと、とやりたいこと、は一緒なこともあるし、一緒じゃないこともある、と学びました。やりたいことをやりまくって、忙し楽しい毎日を送れるように努力しようと思いました。
すべての時間が、私にとってかけがえのない大切で最高に楽しい時間でした。
課題解決プログラムをしている時、カカオ、コーヒー農園に見学をしている時、たわいもない会話で爆笑しまくった移動時間、藍染、みんなでsure-coでリラックスしている時、毎日10時帰りでも充実感で溢れている時、夜中にレストランで次の旅行について話した時、笑いあった時、全力で本音をぶつけて課題解決をした時、みんなに思ってることを共有した時、すべて鮮明に覚えてるし、忘れられません。
本当にたのしかったなー。充実していたなー。
という感じでいくらでも浸れます。
日本に帰ってきた日のみんながいない夜は本当に寂しくて逆ホームシック状態でした。笑
(▲ メンバーのみんなとホテルにて)
6|これから何かに挑戦する人へ
このプログラムの名前通り、とにかく “ACT”, 行動!!!!行動がすべてじゃないかな、と思います!
極端な話、思いよりも行動してしまえば気づかないうちに、ゴールについてた!なんてこともあるし、ひとつの行動はもっとたくさんの新しい行動のチャンスをもたらしてくれると思います!!
経験ほど大切なものはない!!とにかく自分の直感・インスピレーションに思いのまま信じて従ってください!
そして、なにより、「出会い」という、何事にも代えがたいかけがえのない最高のものをもたらしてくれます!
経験は一生のものになる!ひとつひとつのすべての経験が自分を構成する『個』を作ります。特に新しい、刺激的な経験は、自分とはなんなのか、自分は何を感じるのかを考えられる最高のきっかけとなりますし、価値観、将来のビジョンまでをも変えてくれます!!
私の好きな言葉のひとつに、「何歳でも『まだ間に合う』と思って行動した人が間に合うだけ。」というゲッターズ飯田さんの言葉があります。何事にも年齢は関係ないです!私は、この高校2年の春休みにこのプログラムに参加して、私の人生は確実にさらに良い方向に加速して前進している、と言い切れます。
説明会でACTプログラムの説明を受けた時、直感的に、絶対楽しいし、私の未来が変わる!これを逃したら100%後悔する!と思いました。親にはプログラムへの参加も何度も何度も反対されましたが、本当にギリギリ最後の最後で親が参加の許可をしてくれました。このプログラムに参加させてくれた親には本当に感謝しかないです!!
人生が変わるというのは自分で実感するものだと思います。
実際、私はこのプログラムで人生が変わった、と言えます。周りはその変化に気づこうが気づかまいが、莫大な実績をその後に残そうが、残さまいが、その経験によって自分の考えや視野が広がったり、変化したりすることで行動が変わります。
まとめると、やりたいことは自分の直感を信じてやった方が良いです!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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