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【海外インターン参加者インタビュー】迷っている時点で興味はある。だから挑戦してみる。 / 伊藤慧子さん

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【海外インターン参加者インタビュー】迷っている時点で興味はある。だから挑戦してみる。 / 伊藤慧子さん

今回はベトナムの企業でライター業務を経験したインターンシップ生にインタビュー!

 

ベトナム、ダナンでインターン生活を送った伊藤さん!現地での経験から生活の様子まで、様々なことについて聞きました!


「迷ったらとりあえずやってみる。」


その言葉と共に送った伊藤さんのインターン生活はどのようなものだったのでしょうか?




社会人と関わる海外体験を求めて、海外インターンに挑戦!


・海外インターンに挑戦しようと思った決め手は何でしょうか。


大学1年の時から宮城県や香川県など、日本国内の住み込みインターンにいくつか参加した経験があったため、今度は海外で自分の英語力を試したいという思いがベースにありました。

また、大学入学する前から海外留学してみたいという思いはあったのですが、入学した時がちょうどコロナ禍であったのでそれが叶いませんでした。

大学2年の時に東京オリンピックのオリンピック放送局でのインターンをしたりもしたのですが、やはり
現地の方とコミュニケーションを取るという機会が重要だと考え、現地で働きながら機会を得られる海外インターンシップを選びました。



・留学ではなく海外インターンシップを選ばれた理由はなせでしょうか。

少し迷ったところもあったのですが、
社会人の方と関わる機会をできるだけ多く持ちたいと思い、海外インターンを決断しました。

また、就活も終わって半年後に自分自身が社会人になるということを見据えたときに、
自分の行動に対してフィードバックをいただける機会が必要だと思いました。





現地の魅力を記事を通して発信!現地の経験を踏まえたアイディアで新規事業を提案!


・現地でのインターンシップでは、実際どんな業務をやっていたでしょうか。


現地での業務は主に二つありました。

一つ目は、インターン先の企業が運営している日本人観光客向けのネットメディアに掲載する記事を執筆する業務でした。飲食店を中心にインタビューや取材をして、最終的には一ヶ月で5本の記事を執筆しました。
最後のひとつは取材先から自分で企画して、記事を書き上げさせていただきました。


また、もう一つが、新規事業を提案する業務でした。もう一人のインターン生と共に協力しながら日本人観光客に街頭インタビューをしてみたり、様々な調査をしてみたりして、最終発表を行いました。二つの業務とも充実させることができ、濃密な1ヶ月弱だったと思っています。

 

・自分で企画した記事というのは、どのような記事だったのでしょうか。


タムタイン村というアートビレッジについて特集した記事を執筆しました。


渡航前からベトナム統一鉄道という列車に乗りたいと思っていて、現地で行き先を探す中でタムタイン村について調べて見たところ、日本語で書かれている記事が圧倒的に少なくて情報がなかなか収集できないことに気がつきました。

なので、あまりにも情報がなく、他の人がどのように行けばいいのか分からないところでの自分の体験を記事にすれば、読者やお客さんにとってより良い記事になると思い、企画しました。



・それらの業務の中で最もやりがいを感じたことって何でしたか。


最終発表のときに、「これまで考えてなかった斬新なアイディアだった」といったフィードバックをいただけた時が一番やりがいを感じた
瞬間だったと思います。

考えた企画は、インターン先の企業が観光業を中心に展開されてるので、今度は美容商品を自社で生産してはどうかといったものでした。街頭インタビューなどの調査を通して根拠のある最終発表をすることができたと思います。社長さんにも納得していただいて、「ちょっとやってみようかな」とおっしゃっていただけた時は嬉しかったです。


そもそも美容商品の開発というアイディア自体も、ホテルの近くのスーパーをぶらぶらしてたときに思いついたものでした。現地で作られたハスのパックがセール品で売られているのを見て、ベトナムのお土産として魅力的なのではないかと感じました。そういう現地の経験から発展させて発表できたのも良かったかなと思います。






・このインターンで大変だった点はありますか?


大変だったことといえば、街頭での市場調査です。


暑い時期に行ったので、街頭インタビューでお客さんが見つからなかったり、インタビューしようと思っても断られてしまったりしました。そういった中でなかなか目標通りの人数に届かなかったり、回答を得られなかったりしたことが大変でした。



・現地では、どんな生活をしていたのでしょうか。


食事は、物価が安いこともあって、朝昼晩、泊まっていたホテルの近所のフォー屋さんやバインミー屋さんで食べていました。


大体高くても5万ドンぐらいなので、日本円にすると300円ぐらいで一食済ませられます。なんとなく現地で日本食を食べるのは悔しかったので、1ヶ月ベトナム料理を食べようということ決めて、いろんなものを試しました。


また、宿泊に関しては、基本的には1ヶ月間同じホテルに泊まっていました。そのホテルは、家族経営の1フロアに4部屋ぐらいしかない小さなホテルだったので、そこの5歳ぐらいのお子さんとも仲良くなれたり、結構楽しかったですね。

 

・休みの日は何をして過ごされていましたか。


休みの日は自由に色々なところに行きました。ホイアンに行った時には声をかけられたバイクツアーのおじさんについていってみて、1人でツアーに参加してみたりしました。

また途中で会社の1周年記念の社員旅行にも連れて行っていただいたことも印象的です。ダナンだけじゃなく、ホイアンやフエ、ミーソンだったり、他の町にも観光として行くことができたのはよかったと思ってます。

 

馴染みのないものにも挑戦し、チャンスを掴む。


・このインターンの中で、最も学びになったことは何でしょうか。


仕事の面では、社内の雰囲気として、与えられるだけじゃなくて自分で取りに行く、という環境だったこともあり、
自分からチャンスを掴みに行くという姿勢は身についたのかなと思います。


元々自分から手を挙げる方ではあったんですが、記事の企画などを通してより強く意識するようになりました。このマインドは、これから社会人になるときも活きてくるかなと思います。



・インターン行く前と後で、一番自分が変わったところをあげるとすればどこになるでしょうか。


より新しいこととか、馴染みのないものに対してのハードルが下がったなということを感じます。


ホイアンで声をかけられたおじさんのツアーに参加したのも、以前ならば断っていたと思います。その時は、そのおじさんが持っていた過去に案内した日本人の手書きのメッセージを見て、最後は勘で参加を決めました。たまたま危なくなかっただけなのかもしれないですけど、以前ではありえなかったと思います。


ベトナム統一鉄道に1人で乗って取材に行ったのも、それ以前だったら知らない異国の地で迷子になってしまったらどうしようと考えていたと思います。
でも、行かないとわかんないし、行った先で困ったことがあっても誰か助けてくれるから大丈夫だろう、というちょっと楽観的なところはベトナムで身についたのかなとは思ってますね。



迷っている時点で興味はある。一歩、ハードルを踏み越えたら世界が変わる。


・では、最後に、今後参加を検討している方に向けてのメッセージをお願いします。


私が大事にしてる価値観というのが、
何か迷ったら難しい方を選ぶっていうものです。

もちろん、最初は色々な面で不安はたくさんあって、ハードルが高くて自分には難しいかもしれないと感じる側面はあると思うのですが、私はそのハードルの一歩を踏み越えたら、そのさきは案外何とかなると思っています。

だから、
何かに迷ったら難しい方を選ぶようにしています

そしてもしその先で困ったら、迷わず他の人を頼るっていうのが大事だと考えています。なので、
まずはその一歩。自分が感じてるハードルを踏み越えれば、案外どうってことないかなと思いますね。迷ったらやってみるっていうのは大事だと思います。迷ってる時点で少しは興味があると思うので、自分のアンテナに引っかかったらとりあえず動いてみて、自分の目で確かめてみるっていうのは大事だと思います。

私は、自分がわくわくする選択肢を選び取れる世界にしたいなと思っているので、何かに迷ったら飛び込んでみるっていうスタンスはとても素敵だなと思っています。

  


 
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