TOP/海外インターンシップを見つける/南アフリカの海外インターンシップ一覧/【8月開催】アフリカ Diversity Camp in ヨハネスブルグ ~南アフリカの過去・現在・未来~
アフリカで唯一G20に入る経済大国南アフリカ。アパルトヘイトを経験し、ヨーロッパ、アジア、そして他のアフリカ諸国から人が行き来するダイバーシティ国家。一方、世界トップクラスの経済格差や貧困問題など多くの社会課題も抱えている。南アの大都市ヨハネスブルグで、レインボー国家の過去・現在・未来を探求する5日間。
現時点における弊社としてのコロナウイルスに対しての考え方としては、外務省は海外の治安情勢などを考慮して出している「危険情報」について、各国・地域に発出している危険情報とは別に、全世界に対して一律に「レベル2(不要不急の渡航は止めてください。)」への引き上げという異例の対応を行いました。弊社では現在、すべての国・地域への海外インターンシップの参加を一時的に停止しております。なお、開催の目処が立ち次第すぐに参加したいという方もいらっしゃり、プログラムのご説明・ご相談などは、現在も引き続き実施しております。お気軽にお問い合わせください。
「最近、アフリカが気になっている」
「急成長するアフリカ、どうせいくならアフリカ一の経済大国に行きたい」
「将来、新興国での起業を考えている」
「アフリカの抱える社会課題に対する理解を深めたい」
「将来、民間企業や国際機関の一員としてアフリカの未来を作って行きたい」
「ダイバーシティ(多様性)に富んだ国に訪れたい」
そんなあなたにオススメなのが、レインボー国家と呼ばれる南アフリカ・ヨハネスブルグでの交流、社会・ビジネス視察プログラム「Africa Diversity Camp in Johannesburg」
アフリカ市場をけん引する南アフリカで、そこで暮らす人との交流や視察を通し、様々なかたちで将来アフリカに関わる人々が、歴史から現在の社会課題、ビジネスチャンスまで、アフリカに対する理解を深めることを目的としています。
また、11もの公用語を持ち、ヨーロッパ、アジア、中東、そして他のアフリカ地域から人が集まることから「レインボー国家」と呼ばれる南アフリカ。その中でも最大の都市・ヨハネスブルグは、世界随一のダイバーシティ都市のひとつとして知られいます。グローバル化が進む中、多文化・移民社会のヨハネスブルグから日本に持ち帰ることは多くあるはずです。
※「南アフリカ人」と一言で言っても、アフリカ系、ヨーロッパ系、インド系、マレー系など様々なバックグラウンドをもっています
人口増加・経済成長とリープブロック現象が起こっている、アフリカ。
・人口増加と経済成長
アフリカはこれからの数十年、世界で一番人口が増加する地域と言われています。10億人を超える人口はこれからアフリカ経済の発展とともに巨大な消費市場へと変貌します。豊富な天然資源に恵まれたアフリカの過去10年の実質GDPの平均成長率は5.4%と急成長を遂げていますが、まだまだ日本に当たり前にあるような製品やサービスも少なく、まだまだ入り込む余地があります。
・リープフロッグ(カエル跳び)現象
またアフリカでは、未発達なインフラと携帯電話の急速な普及など技術革新の条件が重なり、「リープフロッグ(カエル飛び)」と呼ばれる技術の段階的な進化を飛ばしたイノベーションが次々と生まれています。実際にケニアのGDPの半分近くが取引されるというモバイルマネー「M-Pesa」は、水道・電気などの基礎インフラより早くケニア全域に広がっています。それ以外にも遠隔医療やドローンを使ったサービスなど、次々と新しいサービスが生まれています。
南アフリカといえば、アフリカでもっとも発展している国のひとつとしても知られており、BRICsやG20の一つとして名前が挙げられています。
また、アパルトヘイトがあったこと、かの有名なネルソン・マンデラやマハトマ・ガンジーゆかりの国として知られています。
アパルトヘイトとは、南アフリカで半世紀以上も続けられた「人種隔離政策」です。白人、黒人、インド人、混血と4つの人種に分けられ、人種同士での結婚禁止に加え、職業・居住地・交通機関・お店など、あらゆるものが人種によって分断されました。
国際社会の批判や国内の抵抗運動の末、1994年に初めての黒人大統領ネルソン・マンデラが誕生することで、アパルトヘイトは終焉します。
「人種差別政策」とも言われたアパルトヘイトから25年。現在は、様々な人種が交わる「レインボー国家」として知られています。分離政策の影響が残りながらも、ヨーロッパ(宗主国であったイギリスやオランダにルーツのある人が多い)、アジア(植民地時代にインドやマレー地域から多くの人が移民した)、そして他のアフリカ諸国(アフリカで最も発展している国の一つなので、進学や就職で来る人が多い)から人が集まっています。
また、女性の活用やLGBTの権利なども早くから認められており、世界に先駆け、2006年には同性婚が合法になっています。
「レインボー国家」は、いい意味でつかわれることも多いのですが、経済格差も非常に大きい国です。いわゆるアフリカのイメージとかけ離れ発展した地区もあれば、路上生活者があふれ、トタン屋根でできた家が並ぶ地区もあり、経済発展の観点でも、多様なアフリカの姿を見ることができます。
その中でも、かつて金塊があったことからCity of Goldとも呼ばれる、南アフリカ最大の都市・ヨハネスブルグは、アパルトヘイト抵抗の地として知られ、また現在は経済の中心地として機能しており、特に多様性に富んでいます。
危険な街としても有名ですが、実際に来てみると、地区によって治安が大きく異なることに気が付きます。コーディネーターは現地在住の日本人なので、地域に精通しており、地域による不均衡がなぜ生じたのかも含め、考察することができるプログラム構成となっています。
①南アフリカの記憶をたどる
植民地からアパルトヘイトを経験した過去に光を当てます。
ヨハネスブルグ最大のタウンシップ(アパルトヘイト時代の黒人専用居住区)であり、抵抗の地として知られるSOWETOに訪問し、アパルトヘイトの記憶と抵抗の歴史を学びます。
また、アパルトヘイトは25年前に終焉したので、今でも当時を経験した世代は現役です。アパルトヘイト経験者に、当時のことや南アフリカの変化について講演いただきます。
②ダイバーシティ国家の今を知る
現在は、様々な民族・人種の人が一緒に暮らす南アフリカ。多様性を感じるミッションやダイバーシティ推進を行う組織訪問を通して、レインボー国家の今の姿を学びます。
しかし、アパルトヘイト終焉後も、それまでにできた経済格差や教育格差は簡単には埋まりません。また、人種ごとに分離された居住区は今でも残っています。そうした社会の負の側面にも目を向けます。
③これからを考察する
アパルトヘイトから経済大国へ。正と負の側面を持ちながら、変革の途中にある南アフリカ。
よりよい未来を創るために尽力する、NPOやスタートアップ、そして政府組織を訪問します。
南アフリカの変革から、私たちが学べる事はなにか、私たちがアフリカと協創できることはなにか、参加者同士で考察します。
※参加費用に関しては別途お問い合わせください。
・南アフリカの発展・変革を肌で感じる経験
・英語で現地視察や交流をする経験
・アフリカ/南アフリカの社会問題に関する理解
・南アフリカのビジネスシーンとその課題に関する理解
・ビジネス英語の向上(ほとんどの人がネイティブレベルの英語を話します)
・短期間の海外インターンシップに挑戦したい方
・アフリカでビジネスチャンスを探している方
・将来はアフリカで事業をしたい、働きたいと考えている方
・ダイバーシティに関心のある方
・アフリカの負の歴史、現在の社会課題に関心がある方
【第3回】
8月14日 ヨハネスブルグ着(※何時についても問題ないです)
8月15日 プログラム開始
8月20日 プログラム終了
※8月21日以降の便でご帰国ください
●オリエンテーション・南アフリカを肌で感じる(1日目)
・オリエンテーション
・ビジネス中心地でのミッション
●南アフリカの記憶(2日目)
・タウンシップSOWETO訪問
・アパルトヘイトミュージアム
●ダイバーシティ国家の今を知る~これからを考察する(3~5日目)
・ヒルブロウ(※)視察
(※凶悪都市として知られる要因の一つとなったダウンタウンの区画で移民が多い)
・プレトリア大学訪問
・現地NGO、ビジネス視察・講演
・振り返りセッション
※予定は変更になる可能性があります
なし
なし
※現地企業視察は全て英語で行います。
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主催:タイガーモブ株式会社
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・中東アフリカ担当 伴優香子(ばん・ゆかこ)
国際基督教大学教養学部アーツ・サイエンス学科卒。経済学・国際関係学専攻。学生時代、中東地域の学生と交流する学生団体の代表を務め、2014年にはイスラエルのキブツで就労。キブツ滞在時に、現地でガザ紛争の一部始終を体験する。大学卒業後、コンサルティング会社に入社。公共コンサルティング本部にて、公共制度輸出案件や海外人材採用活動等に携わる。タイガーモブでは、中東アフリカ及び新規事業を担当。南アフリカ人のパートナーと共にヨハネスブルグ近郊に住み、南アフリカ共和国からのリモートワークに挑戦している。
■早稲田大学学生(第1期)
南アフリカは、日常生活ではなかなか関わることのできない遠い国ですが、その国で何が起こっているのか、人々は何を思い、どんな暮らしを送っているのか、この五日間で南ア人、日本人、様々な方と関わりながら垣間見ることができたことによって、世界で起こっている全てのことは他人事ではないのだという実感を得るとともに、自分自身と自分の生まれた国日本についての考えも深まった気がしました。
自分たちと同じような、時には更に深刻な問題を抱えながらも、南アフリカの方々は日々を明るく、また自分たちの力でその現状を変えようと生きているように思え、その姿勢にこれからの自分の進路にもヒントを頂きました。
お会いした方々が、社会を変えていこう、地域を活性化させようと
観光業や教育などを通して様々な取り組みをされている様子にたくさんのことを学びました。
■都留文科大学学生(第1期)
多様性というキーワードをもとに5日間過ごしてみて、様々なことを考えさせられました。日本では感じることのできない人種の多様性は私にとっては新鮮で、アパルトヘイトなど忘れさせるように黒人と白人が一緒に働いてたり、ご飯を食べてたりする光景も見られました。しかし、黒人が多く住む地区へ行くと全く白人がいないこともありまだまだアパルトヘイトを感じさせるようなところも見られました。終わったといえども、人々の心の中には存在するものがあり、完璧に人種を気にしない現実はまだ来ていないのだと実際に少し生活してみて気付きました。
国際協力に興味があるので、貧困地域は特に印象に残っています。栄えているところとは一変した様子がより途上国の一面を感じ、こうした現状を知ることが大事であると思いました。
南アはアパルトヘイトを無視できない歴史的事実なので、そのことを少しでも詳しく知ることができてよかったです。ミュージアムの中では映像や当時使われていた紐や車などを再現したものが多く、ぞわっとするようなものが印象に残っています。
実際に人に話すミッションも印象に残っています。さらに、ほぼみんな差別にあったことがあると思っていたので実際に聞いてみてない人の方が多いことには驚きました。未来の南アをどう思うかも、人それぞれだし、参加者さんとのリフレクションでも新しいことが見えてきて楽しかったです。
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